目次
概要

歩行者・自転車及び
125cc以下の自動二輪車は通行できません。
緑陰の峠道を抜け、湯の町へ
箱根の山から湯河原温泉街へ、緑の中を下る「湯河原パークウェイ」。
今回はこの「湯河原パークウェイ」を、箱根方面の湯河原峠付近にある静岡県道20号熱海箱根峠線との交差点から下り、有料道路の終点を経て、湯河原温泉の宿が建ち並ぶ神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線(椿ライン)との交差点まで、約6.5kmのドライブルートをご紹介します。
山の静けさから温泉街の趣へと移り変わる、湯河原らしい山道を辿ります。
箱根と湯河原をつなぐ、もうひとつの道
湯河原パークウェイは、神奈川県湯河原町の奥湯河原温泉と、箱根方面の湯河原峠を結ぶ全長約5.7kmの有料道路です。湯河原から箱根・御殿場方面へ向かう際のルートのひとつとして利用されています。
箱根へ向かう道として知られる県道75号・椿ラインは、山間を縫うようにカーブが続くワインディングロード。走りごたえがある一方、運転に慣れていない人には少々気を遣う道でもあります。湯河原パークウェイは、椿ラインとは異なる経路で湯河原峠へ向かえるのが大きな特徴です。
今回紹介するのは、湯河原峠から温泉街へと下る約6.5km。山道の走行感だけでなく、木々に包まれた区間から、湯河原の温泉情緒が漂う街並みへと変わっていく景色の移ろいを感じられるルートです。

木漏れ日の峠を抜け、湯の町へ
湯河原峠付近から走り始めると、勾配のある下り坂と連続するカーブが続きます。道幅には比較的余裕があり、山道らしい変化を感じながらも、椿ラインとはまた違った落ち着きのある走行感。途中には緊急退避所も設けられており、下りの長さと勾配を実感させられます。
沿道は木々に包まれ、眺望が開ける場所は限られます。それでも、ふと視界が抜けた先に山並みが姿を見せる瞬間があり、緑の中を下っていく道に小さな変化を添えてくれます。一方、路面には荒れた箇所も見られるため、景色だけでなく足元にも気を配りたいところです。
やがて有料道路の終点を示すゲートを抜けると、道の雰囲気が変わります。ここからは一般道となり、道幅がやや狭まり、路面にも年季を感じる区間へ。藤木川沿いに下っていくと、趣のある旅館などが目に入り、山の静けさの中に湯河原温泉の歴史を感じさせる風景が現れます。最後は県道75号・椿ラインとの交差点に到着。山道から温泉街へと、少しずつ景色の表情が変わっていく約6.5kmです。
湯の町から振り返る、緑陰の峠道
峠から温泉街へと下る道の移ろいを感じられる湯河原パークウェイ。
湯河原峠の開放的な景色から、木々に包まれたワインディングを抜け、藤木川沿いの落ち着いた温泉街の風景へ。華やかな眺望が続く道ではありませんが、走るにつれて山の空気が薄れ、温泉街の気配が近づいてくる感覚が心に残ります。
箱根方面と湯河原を結ぶ道としての実用性に加え、山道を走る楽しさと温泉地ならではの情緒を味わえるのも、このルートの魅力。山道を下った先に待つ温泉街の佇まいが、これから始まる湯河原でのひとときを、そっと予感させてくれます。
箱根や湯河原を巡る旅の途中に、峠から温泉街へと続くこの道を走ってみてはいかがでしょうか。
動画と感想
・通常視点(撮影:2026.05)
神奈川県湯河原町を走る有料道路湯河原パークウェイです。
湯河原と箱根を結ぶ道ですが、この道以外には神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線(椿ライン)が走っています。
椿ラインと言えばご存じの方も多いかと思いますが、険しい山道の続く道で、走り屋と思われる車やバイクが多く走っている道としても有名な道。
何度か走った事がありますが、椿ラインは道が険しいうえに、プレッシャーもありあまり好きではありません。
また、湯河原から箱根へ行く際、椿ライン以外の選択肢となると、小田原や熱海まで出る必要があり、有料道路とは言え湯河原パークウェイは湯河原と箱根を結ぶ重要な道だと思います。
湯河原パークウェイ自体は比較的確りと整備された印象で道幅もあり走りやすい印象。
ただ、結構な勾配が最初から最後まで続くのとカーブも連続する道となっています。
眺望は残念ながら期待できませんが、湯河原と箱根を結ぶ重要な一本です。
コース紹介
※YouTubeのチャプター機能を利用し、動画と本ページのコース紹介を連動させています。
番号が振ってあるコース案内、注意点などを動画で確認しやすくなる様にしてみました。
(S)スタートは、神奈川県足柄下郡湯河原町、湯河原峠付近にある静岡県道20号熱海箱根峠線との交差点(信号なし)から(01:41)
湯河原パークウェイを湯河原方面へ
近くには箱根ターンパイクの箱根伊豆連絡線があるので間違えて入らないように注意。



直ぐに�@湯河原パークウェイの料金所が現れます。(02:00)
公式サイトには記載が見当たりませんでしたが、左側に各種通行禁止の標識あり
125 cc以下の二輪車、軽車両、ミニカー、歩行者は通行禁止

注意事項あり:通行注意 全線エンジンブレーキ使用
っと言う事で、�A長い下り坂区間:終点まで(02:07)


確りと整備された印象の道。
道幅の確りとあり、走りやすい印象。。。ですが、全区間でカーブが続き、場所によっては急なカーブがあり、�A長い下り坂区間っと相まって、注意が必要。
�B連続カーブ区間:終点まで(02:25)



そうは言っても、同じく湯河原と箱根を結ぶ椿ライン(神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線)に比べると、とても安心して走れる道です。



途中には緊急退避所も何箇所かありました。
そういえば、新しい道には最近緊急退避所が無い印象ですね?
道を安全に走行できる様な設計になったのか、最近の車の性能が上がったのか?

基本、木々の中を進む道で、眺望はあまり期待できない印象です。


路面状態ですが、結構ザラザラしたあまり良く無い場所も多い印象。

途中にはこんな感じの急カーブあり。

突然、法面が綺麗で新しく、路面も綺麗な場所がありました。
もしかしたら、2021年7月3日の集中豪雨で崩落した個所でしょうか?
二年以上、通行止めになってたので再開できて良かったです。

暫く進むと、ゲートが現れ、「有料道路 終点」の看板。
�Cゲート(有料道路 終点)(09:35)
湯河原パークウェイは終わってしまいましたが、ここではもう少し先まで行きましょう。



この辺りは奥湯河原と言うのでしょうか?
静かな佇まいの旅館などが沿道に見られます。
。。。ちょっと、、、かなり路面状態が悪いですね。




藤木川沿いへ


最後は、神奈川県足柄下郡湯河原町にある神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線(椿ライン)との交差点(信号なし)にて(G)ゴール。(11:08)
なおミラーはありますが、この交差点の左側から来る車両が見ずらいので注意。


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。
周辺のドライブコース
今回紹介したルート周辺には、合わせて楽しめる魅力的なドライブルートもあります。
距離や時間、立ち寄りスポットなどを組み合わせることで、ドライブやツーリングのプランをより充実させることができます。
訪れる前のルート計画や旅の予定づくりに、気になる周辺ルートもぜひチェックしてみてください。
・0〜10km圏内
No.111 芦ノ湖スカイライン / 静岡県裾野市〜神奈川県足柄下郡箱根町
No.112 伊豆スカイライン / 静岡県伊豆市〜田方郡函南町
No.119 箱根やまなみ林道 / 静岡県三島市 〜 御殿場市
No.285 箱根ターンパイク / 神奈川県小田原市〜足柄下郡湯河原町
No.419 あたみ梅ライン / 静岡県熱海市
・10〜30km圏内
No.110 箱根スカイライン / 静岡県御殿場市〜裾野市
No.282 はこね金太郎ライン / 神奈川県足柄下郡箱根町〜南足柄市
No.416 静岡県道17号沼津土肥線 / 静岡県伊豆市〜沼津市
No.417 富士見パークウェイ / 静岡県伊豆の国市
No.418 頼朝ライン / 静岡県熱海市
・30〜50km圏内
No.079 三国峠 / 山梨県・神奈川県・静岡県
No.140 道志みち 国道413号 / 神奈川県相模原市〜山梨県南都留郡山中湖村
No.141 山中湖ドライブ / 山梨県南都留郡山中湖村
No.157 富士山スカイライン(周遊区間) / 静岡県富士宮市 〜 御殿場市
No.159 南富士エバーグリーンライン / 静岡県裾野市
No.160 ふじあざみライン / 静岡県駿東郡小山町
No.283 金太郎富士見ライン / 静岡県駿東郡小山町
No.284 足柄峠 静岡県道・神奈川県道78号御殿場大井線 / 静岡県駿東郡小山町〜神奈川県南足柄市
No.411 西伊豆スカイライン / 静岡県伊豆市・沼津市
No.420 静岡県道111号遠笠山富戸線(旧遠笠山道路)/ 静岡県伊豆市〜伊東市
周辺の立ち寄りスポット
湯河原パークウェイの周辺には、古くから親しまれてきた温泉や豊かな自然、地域ならではの味覚など、道中に立ち寄りたいスポットがあります。山道を走る楽しみに加え、滝や渓流の景色に触れたり、温泉でひと息ついたり、湯河原の名物を味わったり。ドライブやツーリングの途中に、少し足を延ばして訪れたい場所をご紹介します。
1. 温泉・自然景観
湯河原温泉
『万葉集』で東日本唯一の温泉として詠まれた歴史を持つ、古くからの名湯・湯河原温泉。山あいを流れる藤木川沿いには風情ある温泉宿が建ち並び、落ち着いた温泉街の情緒が漂います。
主な泉質は弱アルカリ性の塩化物泉や硫酸塩泉などで、肌に優しく「美肌の湯」として親しまれているほか、塩分を含む湯は保温性に優れ身体を芯から温めてくれます。
山あいに静かな宿が点在する奥湯河原エリアまで足を延ばすのも楽しみのひとつ。日帰り入浴なら、露天風呂や大浴場を備えた町営施設「こごめの湯」も気軽に利用できます。湯河原パークウェイを下った先に待つ名湯で、ドライブの疲れをじんわりと癒やしてみてはいかがでしょうか。
湯河原温泉の公式観光サイト
不動滝
湯河原町の山あいに位置する、落差約15mの不動滝。豊かな水が勢いよく流れ落ちる滝のすぐ近くまで遊歩道が整備されており、周囲の深い緑とともに迫力ある姿を間近に眺められます。
滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祀られており、古くからの自然信仰の息吹を感じられるパワースポットでもあります。
滝のそばには風情ある「不動滝茶屋」があり、温かい甘酒やおしるこのほか、温泉地ならではの名物「源泉ゆでたまご」を味わえるのが魅力。さらに、茶屋の利用者(※有料)は敷地内の源泉かけ流しの足湯に浸かりながら滝を眺めるという、ここだけの贅沢な時間を過ごせます。ドライブの合間に、心も体もリフレッシュするのに最適な立ち寄りスポットです。
万葉公園(湯河原惣湯)
湯河原温泉の中心部に位置し、木々の緑と渓流のせせらぎに包まれながら散策できる憩いの公園。園内には、自然の中で読書や温泉を楽しめる新感覚の施設「湯河原惣湯 Books and Retreat」が整備されています。
誰でも気軽に立ち寄れる「玄関テラス」では、淹れたてのコーヒーや軽食を手に、川沿いのウッドデッキで心地よいひと休みが可能。
奥に佇む「惣湯テラス」は、源泉かけ流しの温泉とこだわりの食事が味わえる有料の日帰り温泉施設です(※静寂な環境を維持するため中学生以上限定)。温泉街の散策途中に、深い自然の中で心身をリセットする特別な時間を過ごせるスポットです。
湯河原惣湯 Books and Retreat
2. ドライブ・ツーリングの拠点
バイカーズパラダイス南箱根
湯河原パークウェイの箱根側入り口(湯河原峠)に隣接する、バイクカルチャーの発信拠点。南箱根の尾根に位置し、国内外の新型オートバイの展示やイベントが行われているコミュニティ施設です。
施設内では、最新モデルを借りて周辺の峠道を走れるレンタルバイクサービスを提供。レンタル用のヘルメットやグローブの無料貸出(数量限定)を行っているため、装備を持たずに訪れても気軽に利用できるのが特徴です。
受付は、予約不要で当日ふらっと乗れる「1時間プラン」のほか、4時間以上の長時間レンタルには事前のWEB予約が必要となります。広々とした館内にはこだわりのカフェがあり、バイク乗りだけでなく四輪でのドライブ客も入場可能です。
バイカーズパラダイス南箱根
3. 地域の味覚・グルメ
湯河原みかん
温暖な気候と日当たりの良い斜面に恵まれた湯河原は、江戸時代から続くみかんの産地。相模灘からの潮風と太陽をたっぷりと浴びて育つみかんは、秋から冬にかけて収穫の最盛期を迎えます。
例年10月上旬〜12月下旬には、観光協会が案内する「みかん狩り」が開催され、相模灘を見渡す絶景の中で時間無制限の食べ放題を楽しめるのが大きな魅力です。
今回のルートのすぐ近くを通る「オレンジライン」は、まさにこのみかん畑の間を縫うように走ることから名付けられた道。湯河原パークウェイをドライブした後に、地域が誇る旬の味覚をその場で、あるいは旅のお土産として味わってみてはいかがでしょうか。
湯河原の担々やきそば
湯河原を代表するユニークなご当地グルメ。湯河原温泉をタヌキが見つけたという開湯伝説にちなみ、「たんたんタヌキの……」という歌のフレーズにかけて「担々(たんたん)」と名付けられた背景を持ちます。
練りごまや豆板醤をベースにした香ばしくピリ辛な味わいが特徴で、各店でバリエーション豊かなメニューが楽しめます。なかでも、地元の柑橘(みかん等)を隠し味に使った爽やかな系統と、温泉玉子をトッピングしたマイルドな系統の「主に2つの系統」があり、店ごとの個性を食べ比べるのも魅力です。
湯河原パークウェイを下った温泉街周辺に提供店舗が点在しています。土地の物語から生まれたご当地の味を、ドライブのランチに選んでみてはいかがでしょうか。
湯河原名物 担々やきそば
https://www.yugawara-sci.or.jp/naruhodo/tantan.html
データ
通過道路
・湯河原パークウェイ
重複道路
撮影
・2026.05
今回利用した宿泊施設
| ホテル前の駐車場はやや狭く止めづらい印象だったが、道を挟んだ隣にある駐車場は止めやすかった。大きな車などはそちらを利用すると良いかも。 |
関連ページ
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青く広がる相模湾を傍らに、潮風を感じながら駆け抜ける。神奈川県を代表する海岸線、国道134号を走るこのルートは、多くの人々を惹きつける「湘南」の魅力を凝縮したドライブルートです。 今回は、神奈川県逗子市の渚橋交差点を起点とし、鎌倉の海岸線を越え、江の島を目前に仰ぎながら藤沢市の鵠沼海浜公園前へと至る、約12.5kmのルートをご紹介します。 都心からのアクセスも良く、移り変わる海景と街並みが続く湘南の海岸線。訪れるたびに、潮風とともにこの街ならではの空気を感じさせてくれるルートです。
