目次
概要

海岸線が織りなす景色と、港町に流れる穏やかな時間が待つ西伊豆へ。
複雑に入り組んだ西伊豆の海岸線を辿り、海と森、そして静かな港町を巡る「静岡県道17号沼津土肥線」。
今回はこの静岡県道17号沼津土肥線を、静岡県伊豆市の国道136号との交差点「土肥中浜交差点」からスタートし、沼津市の国道414号との交差点「口野放水路交差点」まで走る、約45kmのドライブルートをご紹介します。
西伊豆の海岸線を結ぶ主要ルートでありながら、カーブが連続する変化に富んだ道と、静かな港町の穏やかな雰囲気が印象的なルートです。途中の展望所では、駿河湾越しに富士山を望む西伊豆ならではの景色にも出会えます。
険しい海岸線を辿り、西伊豆の暮らしと旅を支える道
静岡県道17号沼津土肥線は、沼津市三枚橋町と伊豆市土肥を結ぶ総延長約53.7kmの主要地方道です。
駿河湾に面した西伊豆の複雑に入り組んだ海岸線を縫うように走り、沿線の港町を結ぶ生活道路であるとともに、観光地へのアクセスルートとしても利用されています。
海岸沿いを走るイメージが強い道路ですが、実際には岬や山裾を越える区間が多く、森の中を進む時間も少なくありません。その合間に現れる駿河湾の眺めや、展望所から望む富士山が、この道ならではの印象を残してくれます。

険しい道程の先で出会う、駿河湾の風景と長閑な港町の温もり
土肥を出発すると、複雑に入り組んだ西伊豆の海岸線を辿りながら北へ進みます。港町を抜けると、岬を回り込むようなワインディングが続き、山肌を縫うように進みます。
海沿いを走っていても、海を見渡せる場所は意外と多くありません。森の中を進む区間が続き、その合間にふと現れる駿河湾の景色が印象に残ります。
途中には駿河湾や富士山を望める展望所が点在し、西伊豆らしい雄大な景観を楽しめる場所もあります。一方で、カーブが連続する狭い区間や見通しの限られる場所も多く、対向車や二輪車とのすれ違いには注意が必要です。
港町へ入ると、それまでとは雰囲気が変わり、穏やかな時間が流れます。建物の間を進む区間では歩行者や生活車両への配慮を忘れず、ゆっくりと走りたいところです。
終盤になると道幅にも余裕が生まれ、カーブも緩やかになっていきます。一方で交通量は次第に増え、やがて国道414号と接続する口野放水路交差点へ到着します。
西伊豆が織りなす景色と穏やかな時間
静岡県道17号沼津土肥線は、険しい海岸地形が生み出すワインディングと、静かな港町の穏やかな風景、その対照的な表情に出会えるルートです。
カーブをひとつ越えるたびに景色は少しずつ姿を変え、森に包まれた道の先では、駿河湾がふいに姿を現します。展望所から望む富士山、港町に漂う穏やかな空気、そして再び始まる海岸線の道。その繰り返しが、西伊豆を旅している実感を少しずつ深めてくれます。
ドライブはもちろん、ツーリングやサイクリングでも、西伊豆の海岸線が織りなす景色や、その土地に流れる穏やかな時間を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。
動画と感想
・通常視点(撮影:2026.05)
西伊豆の海岸線をはしる静岡県道17号沼津土肥線。
その内の伊豆市の土肥から沼津市の国道414号までの区間です。
その先、沼津市中心へと進みますが、ここではカットしています。
で、静岡県道17号沼津土肥線ですが、地図を見ると西伊豆の海岸線を走り、港町を結ぶ主要道路で、海沿いの気持ちの良い道。みたいな雰囲気ですが、実は結構な険道。
港町と港町を結ぶ区間は山越えの様な道で、道幅も狭い場所が多く、見通しの悪いカーブの連続する道。
景色も海岸線を走っているのですが、多くの木々に囲まれ、駿河湾や富士山を見れる場所は限られています。
その代わりなのか、確りと整備された展望スペースが多く存在しています。
それに対して、港町など比較的低い場所を走る道は穏やかな印象で、海を見渡せる部分も多く、山越え区間とのギャップが印象的。
距離のそれなりに長いので、展望スペースや港町に寄りながら、のんびりと巡られるのが良いかと思います。
コース紹介
※YouTubeのチャプター機能を利用し、動画と本ページのコース紹介を連動させています。
番号が振ってあるコース案内、注意点などを動画で確認しやすくなる様にしてみました。
(S)スタートは、静岡県伊豆市の国道136号との交差点「土肥中浜交差点」(信号あり)から(01:40)
戸田港方面へ



この辺りは土肥温泉があり、旅館なども多い場所。
道路の沿道には民家や商店などが建ち並びます。
また、道路と建物の距離も近く@歩行者注意区間(01:50)



街中を抜け、海沿いへ
そして現れるA旅人岬(03:14)
こんな感じで、沿道にはこの様な整備された展望スポットが点在しているのも特徴かもしれません。


穏やかな走りやすい道を進みます。


ですが、更に進むと、センターラインが無くなり、道幅が狭く、カーブが続く道へ。
B安定しない道幅、見通しの悪いカーブ区間(04:45)
これは港町と港町を繋ぐ区間はこんな感じなので、この後も注意して下さい。



地図上では海沿いを走りますが、実際は木々に囲まれた場所が多く、山や崖の上を走る印象。
カーブも急なカーブや見通しの悪いカーブ。道幅も片側一車線の場所もあればセンターラインの無い1.5車線程の道幅しかない部分も。



そんな道ですが、展望スペースは確り整備。こちらはC碧の丘(15:06)

展望スペースが各所にある位なので、この海側の木々を手入れしたらどんな景色の道になるのでしょうね。

くねくね道を降って行きます。


時折見える海が何故か愛おしくなりますね(笑)

降った先には戸田の港町。

場所によっては沿道に建物が迫っており、D歩行者注意(23:10)

港町の穏やかな雰囲気の中を進みます。
・・・ちょっと穏やか過ぎるかな?歩行者に注意。



港町を抜けると再びE安定しない道幅、見通しの悪いカーブ区間(26:13)
当然、次の港町まで続きます。


そしてF夕映えの丘(27:55)

更にG出逢い岬(28:19)が続きます。
特にこちらの出逢い岬は有名なスポットで、モニュメントの中央のリング越しに富士山が見られるという面白い場所。
また、来た道側を見渡すと、戸田の独特な御浜岬に囲まれた戸田湾を見る事も出来ます。

グーグル先生
何気に出会い岬まではセンターラインのある道だったのですが、その先からは相変わらずの道幅。
場合によっては車通しのすれ違いも難しそうです。



更に進んで行くと現れるH煌めきの丘(34:39)
こちらも比較的有名な展望スポット。駿河湾や富士山だけでなく、ここから降って行くと井田松江古墳群があったりします。

グーグル先生
しかし、開けた場所が少なく、道路からの眺望が良ければ。。。
素晴らしい道になりそうなんですがね。


おう。左側崖の様になってますが、ガードレールなど無いんですね。ちょっと怖いですね。

またくねくね道を降って行きます。っと言う事はもうすぐ港町でしょうか?


その途中に現れるI富士山ビュースポット・西浦江梨(44:15)
本当にこんな名前なのかなって疑問に思って、案内板を見たら、そのままでした(笑)
あれ?今気づいたけど、あの雲に覆われた部分が富士山!?

降った先にあったのは港町というより、村では無いけど小さな漁村と言った雰囲気の長閑な場所でした。
この辺りは道はJ狭路(47:02)なので注意



ここから先は大きな山越えの様な険しさは落ち着きます。
ただ、K安定しない道幅区間(48:04)は続くので注意



海沿いの見晴らしの良い場所が増えてきました。
西伊豆の海岸線をずっとこんな感じで進めたら良いのですが、、、



うお、狭い。引き続きK安定しない道幅区間は続きます。
交通量も多くなってきた印象ですね。


大分活気も出てきたし、そろそろ道幅安定するかな?
って思っていましたが、ダメでした。



先程の個所が道幅が狭くなる最後の場所だったようです。
以後、安定した片側一車線の道が続きます。



更に海沿いの道を進んで行きます。



最後は、静岡県沼津市の国道414号との交差点「口野放水路交差点」(信号あり)にて(G)ゴール。(1:10:25)


なお、これより先も国道414号との重複区間になりますが静岡県道17号沼津土肥線は続きます。
ただ、沼津の市街地を走る道となり、交通量も多くなるので、ここではここまでになります。
お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。
周辺のドライブコース
今回紹介したルート周辺には、合わせて楽しめる魅力的なドライブルートもあります。
距離や時間、立ち寄りスポットなどを組み合わせることで、ドライブやツーリングのプランをより充実させることができます。
訪れる前のルート計画や旅の予定づくりに、気になる周辺ルートもぜひチェックしてみてください。
・0〜10km圏内
・10〜30km圏内
No.110 箱根スカイライン / 静岡県御殿場市〜裾野市
No.111 芦ノ湖スカイライン / 静岡県裾野市〜神奈川県足柄下郡箱根町
No.112 伊豆スカイライン / 静岡県伊豆市(天城高原IC)〜田方郡函南町(熱海峠IC)
No.119 箱根やまなみ林道 / 静岡県三島市 〜 御殿場市
No.285 箱根ターンパイク / 神奈川県小田原市〜足柄下郡湯河原町
No.414 西天城高原 / 静岡県伊豆市〜賀茂郡西伊豆町
・30〜50km圏内
No.107 静岡県道401号御殿場箱根線 / 静岡県御殿場市
No.157 富士山スカイライン(周遊区間) / 静岡県富士宮市 〜 御殿場市
No.158 富士山スカイライン(登山区間) / 静岡県富士市・富士宮市
No.159 南富士エバーグリーンライン / 静岡県裾野市
No.160 ふじあざみライン / 静岡県駿東郡小山町
No.282 はこね金太郎ライン / 神奈川県足柄下郡箱根町〜南足柄市
周辺の立ち寄りスポット
静岡県道17号沼津土肥線沿いには、駿河湾を望む展望スポットや歴史ある温泉地、道の駅、水族館など、ドライブやツーリングの途中に立ち寄りたいスポットが数多く点在しています。
雄大な景色を眺めたり、ご当地グルメを味わったり、温泉でゆっくり疲れを癒やしたりと楽しみ方もさまざま。ここでは、ルート前後を含めて立ち寄りやすいおすすめスポットをご紹介します。
展望スポット
西伊豆には、駿河湾や富士山を望める展望スポットが数多く点在しています。
旅人岬や恋人岬、夕映えの丘、碧の丘など、それぞれ異なる景色や雰囲気を楽しめるのも、このエリアならではの魅力です。ドライブやツーリングの途中で立ち寄れば、西伊豆の海岸線が織りなす雄大な景色をさまざまな角度から眺めることができます。
その中でも、特におすすめしたい展望スポットをご紹介します。
出逢い岬
戸田地区を代表する展望スポットの一つ。駿河湾越しに富士山を望む景観で知られ、眼下には戸田港や御浜岬、その先には雄大な駿河湾が広がります。
展望広場にはベンチや遊歩道も整備されており、ドライブやツーリングの休憩にも最適。天候に恵まれた日には、西伊豆を代表する景色をゆっくりと楽しめます。
煌めきの丘
井田地区にある人気の展望スポット。駿河湾越しに富士山を望む眺望は西伊豆屈指ともいわれ、晴れた日には海面が太陽の光を受けてきらめく美しい景色が広がります。
展望スペースには駐車場も整備されており、ドライブ途中でも気軽に立ち寄れるのが魅力。夕景や冬季の澄んだ空気の中では、より印象的な景観を楽しめます。
道の駅
道の駅 くるら戸田
戸田地区の観光拠点として親しまれている道の駅。地元特産品の販売や軽食コーナーを備え、ドライブやツーリングの休憩スポットとして人気があります。
軽食コーナーでは、深海魚トロボッチのから揚げや深海魚ホットドッグ、戸田塩ソフトクリームなど、深海魚のまち・戸田ならではのご当地グルメを楽しめます。売店には戸田塩や特産の橘(たちばな)を使った商品、深海魚をモチーフにしたオリジナルグッズなど、お土産も充実しています。
施設内には日帰り温泉「壱の湯」を併設し、源泉かけ流しの戸田温泉や露天風呂、無料の足湯も利用できます。休憩や食事、温泉まで揃った、戸田を代表する立ち寄りスポットです。
道の駅 くるら戸田
道の駅 伊豆のへそ
伊豆中央部の観光拠点として親しまれている道の駅。地元の新鮮な農産物や特産品、お土産が並ぶほか、「いちごBonBonBERRY 伊豆の国 factory」やレストランなども併設され、買い物や食事を楽しめます。
施設内には宿泊施設「HESO HOTEL」を併設。北欧風の温かみあるデザインが特徴のホテルで、宿泊者専用の温泉は湧出地でpH10.3を誇る強アルカリ性の天然温泉。なめらかな肌触りが特徴で、美肌の湯としても親しまれています。
道の駅では珍しく宿泊施設を備えているのも大きな特徴で、休憩や食事だけでなく、伊豆観光の拠点として宿泊しながら周辺を巡る楽しみ方もできます。
道の駅 伊豆のへそ
温泉
土肥温泉
西伊豆最大級の温泉地として知られる歴史ある温泉地。高温で湯量豊富な温泉を活かし、多くの旅館やホテル、日帰り入浴施設が立ち並びます。
泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉を中心とし、湯冷めしにくく、神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効果が期待されています。海岸沿いには無料で利用できる足湯も整備され、ドライブ途中でも気軽に温泉気分を楽しめます。
景勝地
御浜岬
戸田港を包み込むように伸びる美しい砂嘴で、戸田を代表する景勝地のひとつ。駿河湾と戸田港に囲まれた独特の地形が特徴で、穏やかな海辺の景観を楽しむことができます。
岬からは戸田の街並みや港の風景に加え、天候に恵まれれば駿河湾越しに雄大な富士山を望むこともできます。先端部には海の守り神として古くから信仰を集める諸口神社が鎮座し、海辺を散策しながらゆったりとした時間を過ごせます。
レジャー・観光施設
あわしまマリンパーク
駿河湾に浮かぶ淡島全体を利用した、船で島へ渡って入園する全国でも珍しい水族館です。駿河湾の生きものを中心とした展示や、日本最大級の「カエル館」など個性的な展示が人気で、島内には遊歩道や展望スポットも整備されています。
また、『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台のひとつとしても知られ、多くのファンが訪れる"聖地"として親しまれています。
2024年には閉園が発表され大きな話題となりましたが、その後、新たな運営体制のもと2024年7月に営業を再開。現在も駿河湾の自然や生きもの、淡島ならではの景色を楽しめる人気スポットとして営業を続けています。
あわしまマリンパーク
伊豆・三津シーパラダイス
駿河湾の自然を活かした、日本でも歴史ある水族館。駿河湾に生息する多彩な生きものをはじめ、イルカやアシカ、アザラシ、ペンギンなど、さまざまな海の生きものと出会えます。
館内では、生きものへのエサやり体験をはじめ、イルカやアシカによるパフォーマンスなど、参加型のイベントも充実。フンボルトペンギンを間近で観察できる「ペンパラ」では、10月〜6月頃には魚をあげる体験イベントも開催されています。
また、魚たちと一緒に遊べる水遊びプール「いそあそび〜ち」や、小さな子ども向けのキッズコーナーなど、家族で楽しめる施設も充実しています。
富士山と駿河湾を望むロケーションも魅力で、ドライブやツーリングの途中はもちろん、家族連れにも人気の高い伊豆を代表する水族館です。
伊豆・三津シーパラダイス
伊豆パノラマパーク
伊豆長岡温泉にある人気の展望リゾート。ロープウェイで葛城山山頂まで約7分の空中散歩を楽しめ、山頂からは富士山や駿河湾、天城連山など、伊豆を代表する雄大な景色が広がります。
山麓エリアには、ショップやレストラン、カフェを備えています。レストラン「トラットリア 伊豆パラディーゾ」では、"海と山"に囲まれた伊豆ならではの旬の食材を活かし、生地から手づくりする本格ピッツァをはじめ、こだわりのイタリア料理を楽しめます。
山頂エリアには、富士山と駿河湾を一望できる展望広場「碧テラス」を中心に、ソファ席や水盤を配した開放的な空間が広がります。また、碧テラス内に設けられた「ザ・ウォーターラウンジ」では、特等席ならではの眺望を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
絶景を眺めながら食事やカフェタイム、散策まで楽しめる伊豆屈指の人気スポットで、ドライブやツーリングの締めくくりにもおすすめです。
伊豆パノラマパーク
https://www.panoramapark.co.jp/
データ
通過道路
・静岡県道17号沼津土肥線
重複道路
撮影
・2026.05
今回利用した宿泊施設
| ホテル前の駐車場はやや狭く止めづらい印象だったが、道を挟んだ隣にある駐車場は止めやすかった。大きな車などはそちらを利用すると良いかも。 |
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西伊豆の稜線を辿り、雄大な富士を望む。11kmが描く多彩な風景
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穏やかな稜線をたどり、その先に広がる西天城高原の景色
西伊豆スカイラインからそのまま続くように、穏やかな高原の景色へと誘われる西天城高原へ続くルート。走りを楽しみながら、伊豆半島西部ならではの雄大な自然や駿河湾の眺望にも出会える、距離以上の満足感が味わえる道です。 今回ご紹介するルートは、西伊豆スカイラインとの交点である船原峠(土肥峠)から風早峠、仁科峠を経て、西天城高原の展望駐車場までを結ぶ、約10kmのドライブルートです。 伊豆半島の山岳地帯を縫う県道411号西天城高原線と県道59号伊東西伊豆線をたどり、高原ならではの爽快な景色を楽しみながら西天城高原を目指します。
