目次
概要

自転車、歩行者は通行禁止
日本平の山間を縫う静寂の道:静岡市 日本平パークウェイ
日本平(にほんだいら)の概要
日本平は、静岡県静岡市駿河区と清水区にまたがる丘陵地帯にある景勝地です。その山頂からは、駿河湾や静岡市街、そして雄大な富士山を望むことができ、「日本観光地百選」で1位に選ばれたこともある、静岡を代表する絶景スポットです。
この日本平山頂へ向かう道は主に3つあります。
・日本平さくら通り(桜の名所ですが、道幅が狭い区間があります)
・清水日本平パークウェイ(清水側からのアクセスルート)
・日本平パークウェイ(駿河側からのアクセスルート)
このうち日本平パークウェイは、主に静岡市駿河区側から山頂へアクセスするための道であり、他の2ルートとは異なり、比較的山間の景色が主体となる、落ち着いた雰囲気のルートです。
山頂から市街地へ:ダウンヒル7.5kmルート紹介
今回は、日本平の頂上にある日本平の碑脇交差点からスタートし、山を降って静岡市駿河区の東名高速道路高架手前にある交差点までの約7.5kmのダウンヒルルートをご紹介します。
【ルートの雰囲気と状況】
全線にわたり片側一車線が確保されており、車幅は十分にあるため、比較的ゆったりと、快適に走行できる道です。道は連続するカーブと適度な勾配で構成され、山間路としてのワインディングの楽しさを提供してくれます。
ルートの大部分は深く木々に囲まれた場所を通るため、山頂付近とは異なり、走行中に駿河湾や富士山の眺望はあまり期待できません。その代わり、深い緑のトンネルと静かな山中の雰囲気がドライバーやライダーを包み込みます。交通量は比較的少なく、自分のペースで走行を楽しめます。
ドライブやツーリングにおいて、タイトなコーナーではなく、リズミカルな中速カーブが続くため、純粋な走行フィールを堪能したいユーザーに適したルートと言えます。
【走行上の注意点】
路面状態への注意: 比較的走りやすい道ですが、山間部という特性上、場所によって路面状態があまり良くない箇所があります。特に降雨後やカーブの出口などでは、速度を抑えて慎重に走行してください。
交通規制(サイクリングユーザーへ): この日本平パークウェイは、自転車および歩行者の通行が終日禁止されています。誠に残念ですが、サイクリングでの利用はできませんので、車やバイクでの走行をお楽しみください。
静寂な山間を駆け抜ける、走行の記憶
日本平パークウェイは、華やかな絶景を眺める道ではありませんが、深く静かな山々の懐で、純粋に「走行そのもの」を楽しめるルートです。整備された片側一車線の道を快適に降るダウンヒルは、静岡でのツーリングやドライブの満足感を高めてくれます。
日本平山頂展望台で絶景を楽しんだ後は、静寂な緑のトンネルを駆け抜け、駿河区側へと降りてみませんか。そこは、歴史ある駿府の街。次の目的地へ向かう高揚感を胸に、静岡市街のグルメや散策へと誘います。
動画と感想
・通常視点(撮影:2022.03)
静岡県静岡市にある日本平を走る日本平パークウェイです。
日本平を山頂へと続く道は主に3つあり、日本平さくら通り、清水日本平パークウェイ、そして今回の日本平パークウェイです。
全線で片側一車線の確りと車幅のある道で、比較的走りやすかった印象です。ただ、路面状態はあまり良くない印象。
眺望もずっと木々に囲まれた場所を通る為、あまり期待できない印象です。
コース紹介
(S)スタートは静岡県静岡市清水区にある日本平の碑脇の交差点(信号なし)から
動物園方面へ


駐車場の先から自転車、歩行者通行禁止


道は片側一車線の道。


木々に囲まれた山道を進みます。


眺望の良さそうな場所は無さそうですね。


静岡英和学院大学入口前まで来ました。
このスペースは料金所跡でしょうか?看板を見る限り、自転車、歩行者通行禁止はここまでの様です。


左側に日本平動物園の入口。

そして最後は静岡県静岡市駿河区にある東名高速道路高架手前にある交差点(信号あり)にて(G)ゴール。

お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。
周辺のドライブコース
・経路:0〜10km圏内
No.188 日本平さくら通り / 静岡県静岡市清水区
No.189 清水日本平パークウェイ / 静岡県静岡市清水区
・経路:10〜30km圏内
・経路:30〜50km圏内
周辺の立ち寄りスポット
日本平山頂展望台・日本平夢テラス
日本平夢テラスは、2018年にオープンした隈研吾氏設計のスタイリッシュな展望施設です。360度のパノラマビューが楽しめる展望回廊からは、世界遺産の富士山、青く輝く駿河湾、そして静岡市街の夜景までを一望できます。「日本観光地百選」で1位に選ばれた景色を、開放的な空間で満喫できます。特に、土曜日は21時まで営業しているため、美しい夕景から夜景へと移り変わるロマンチックな時間を過ごすことができ、ドライブの締めくくりにも最適です。館内には日本平の歴史を学べる展示コーナーもあり、景色だけでなく歴史にも触れられます。
日本平夢テラス
https://nihondaira-yume-terrace.jp/
日本平ロープウェイ
日本平山頂と、国宝・久能山東照宮の鎮座する久能山下を結ぶのが日本平ロープウェイです。標高差を利用した約5分間の空中散歩では、眼下に広がる駿河湾の絶景や、静岡名産の美しい茶畑の風景を楽しめます。ガイドのアナウンスを聞きながら、空中からの景色を堪能できるこのロープウェイは、久能山東照宮へのアクセス手段としても非常に便利です。急な石段を登る必要がないため、体力に自信がない方やお年寄りにもおすすめです。
日本平ロープウェイ
https://ropeway.shizutetsu.co.jp/
久能山東照宮
久能山東照宮は、徳川家康公の御遺骸が最初に埋葬された由緒ある神社です。権現造りの社殿は極彩色で豪華絢爛であり、江戸時代初期の代表的な建築様式として国宝に指定されています。境内には家康公の墓所や博物館もあり、歴史的な価値は非常に高いです。日本平山頂からはロープウェイを利用すればスムーズにアクセスできます。また、久能海岸側の駐車場からは1,159段もの石段を登るルートもあり、体力に合わせて参拝方法を選べるのも特徴です。
久能山東照宮
駿府城公園
静岡市中心部に位置する駿府城公園は、徳川家康公が隠居後に住んだ「駿府城」の跡地を整備した歴史公園です。広大な敷地内には、復元された東御門・巽櫓や坤櫓があり、当時の城の様子や歴史を偲ぶことができます。公園内はきれいに整備されており、市民の憩いの場であると同時に、観光客の散策にもぴったりです。静岡駅からのアクセスも良く、静岡市街の街歩きやグルメを楽しむ際の拠点としておすすめです。
【公式】駿府城公園
静岡市立日本平動物園
日本平の山麓にある静岡市立日本平動物園は、行動展示に力を入れている人気の動物園です。ホッキョクグマをはじめ、ライオンやレッサーパンダなど約140種600点の動物たちが飼育されています。動物たちが自然に近い環境で生き生きと暮らす姿を、様々な角度から観察できる「猛獣館299」や「ふれあい動物園」などが魅力です。家族連れはもちろん、動物好きなら一日中楽しめるスポットで、日本平パークウェイからもアクセスしやすい場所にあります。
静岡市立 日本平動物園
静岡おでん
静岡を代表する郷土料理「静岡おでん」は、静岡市街地でのグルメ体験に欠かせません。牛すじで出汁をとった真っ黒なスープが特徴で、一般的なおでんとは一線を画す独自の文化を持っています。食べる際には、だし粉(鰯の削り粉)と青のりをかけて食べるのが定番です。黒はんぺんや牛すじなど、静岡独自の具材も魅力の一つです。静岡市葵区にある「青葉おでん街」などには、昔ながらの雰囲気のおでん屋が軒を連ねており、はしご酒をしながら地元グルメを楽しむ観光客で賑わいます。
データ
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- No.286 奥浜名オレンジロード / 静岡県浜松市〜湖西市
浜名湖の風を感じる快走ルート:奥浜名オレンジロード縦断ドライブ
湖畔の生命力:浜名湖の概要 浜名湖は、静岡県西部に位置する日本で10番目に大きな湖です。海水と淡水が混ざり合う汽水湖という特徴を持ち、豊かな生態系と風光明媚な景色が魅力です。ウナギやカキ、トラフグなど、湖の恵みが豊富で、周辺には温泉やリゾート施設が点在し、ドライブやツーリングの目的地として非常に人気があります。 湖を囲む絶景農道:奥浜名オレンジロードの概要 浜名湖の北側から西側にかけて、丘陵地帯を縫うように走る奥浜名広域農道、通称「奥浜名オレンジロード」。その中でも、特に三ヶ日エリアを走る区間は「三ヶ日広域農道」としても親しまれ、みかん畑の中を走り抜ける爽快なルートが特徴です。全線舗装されており、適度なアップダウンとワインディングロードが続くため、多くのライダーやサイクリストから快走路として愛されています。 40.5kmの絶景巡り:北から西へ、オレンジロード縦断コース 今回は、浜松市浜名区引佐町奥山にある県道303号交差点からスタートし、北側の山間部を縦断後、三ヶ日市街地を抜け、さらに西側の区間を走り、湖西市の県道330号交差点まで至る全長約40.5kmのオレンジロード縦断コースを紹介します。 【静寂の道へ:北の樹林を駆ける】 スタート地点から北側の区間は、深い山の中をメインに進む、静かでダイナミックなワインディングロードです。道幅は比較的広く走りやすい区間が多いですが、時折みかん畑の中を通り抜けます。標高の高い場所を走るため、木々の間から時折、雄大な浜名湖を見下ろせる絶景スポットが現れます。残念ながら専用の展望・駐車スペースがない場所が多いですが、その景色はまさにご褒美です。交通量が少ないため、ツーリングやドライブを存分に楽しめる区間ですが、日陰の区間では路面が苔のような緑色になっている箇所もあるため、特に二輪車はスリップに注意が必要です。 【三ヶ日、みかんと湖畔の街へ】 北側のルートを終え、三ヶ日町の市街地に入ります。これまでとは異なり、信号や交通量が増えるため、運転には十分な注意が必要です。休憩や食事の場所も点在しているため、立ち寄るのも良いでしょう。 【西の丘陵へ:オレンジ畑を抜けて】 市街地を抜け、再び西側のオレンジロード区間に入ると、みかん畑の中を走る区間が増える印象です。この区間も走りやすい道が続きますが、裏道や抜け道として利用されているためか、交通量は多めに感じられることがあります。また、農作業車への注意はもちろん、一時停止線を見落とさないよう、スピードの出し過ぎには注意が必要です。 走行の注意点:安全に楽しむために この道は広域農道であり、農業従事者や車両が優先であることを常に意識してください。また、全体的に快走路のため速度超過に注意が必要ですが、時折現れる一時停止や、カーブの先のみかん運搬用車両には特に警戒が必要です。 奥浜名オレンジロードの一部区間には、二輪車(バイク)通行禁止の規制があります(2023年11月 現場を走行し、標識を確認)。ただし、規制は変更される可能性がありますので、走行前には必ず最新の道路情報や現地の標識を確認し、安全な走行を心がけてください。 【旅の終わりに:心に残るオレンジロードの余韻】 みかんの香りと潮風が誘う、奥浜名オレンジロード。ただ走り抜けるだけではない、心ゆくまで快走を楽しみ、時折見える浜名湖の絶景に癒される。この道が織りなす、忘れられない旅の余韻が、きっとあなたの中に残るでしょう。- No.288 浜名湖ウォッチングロード / 静岡県湖西市
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