日本平さくら通り:富士を望み、茶畑を抜け、清水港へ。四季折々の景色が迎える道。

概要


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富士と港を見晴らす旧道:静岡・日本平さくら通り


日本平(にほんだいら)の概要
日本平は、静岡県静岡市駿河区と清水区にまたがる丘陵地帯にある景勝地です。その山頂からは、駿河湾や静岡市街、そして雄大な富士山を望むことができ、「日本観光地百選」で1位に選ばれたこともある、静岡を代表する絶景スポットです。
この日本平山頂へ向かう道は主に3つあります。
・日本平さくら通り(桜の名所ですが、道幅が狭い区間があります)
・清水日本平パークウェイ(清水側からのアクセスルート)
・日本平パークウェイ(駿河側からのアクセスルート ※自転車通行不可)
このうち日本平さくら通りは、かつての主要な観光ルートであり、春には特に美しい桜並木が続くことで知られる、景観に優れた道です。他の二つのルートに比べ、道幅が狭く、古いルートの趣を残しているのが特徴で、より慎重な運転が求められます。

絶景と茶畑の細道:山頂〜清水区駒越富士見線交差点(約5km)ルート紹介
今回は、日本平の頂上にある日本平の碑脇交差点からスタートし、山を降りて静岡県静岡市清水区の静岡県道198号駒越富士見線との交差点に至る約5kmのルートをご紹介します。これは、富士山と清水港の絶景を間近に感じられる、下りルートです。

【ルートの雰囲気と道の状況】
山頂から旧道側に入り降下を始めると、すぐに視界が開け、目の前には雄大な富士山と、清水港、そして清水の街並みが一望できる絶景が広がります。この素晴らしい景色を安全に堪能するためには、道の脇に用意された駐車場を利用することをおすすめします。
絶景ポイントを過ぎてすぐに信号のない交差点が現れ、道は脇道へと入ります。ここからルートは道幅が狭く、タイトなカーブが連続する区間となります。周囲には茶畑が広がり、海や街並みを見下ろす景色が広がりますが、車両を停めるスペースはほとんどありません。特に道幅が狭い区間では、片側が崖のようになっていたり、ガードレールなどの安全設備がない場所もあるため、注意が必要です。
道は歩道や路側帯もない細道ですが、散歩やジョギングといったアクティビティを楽しむ人々の利用が多く見られます。そのまま降下を続けると、清水日本平運動公園の脇に出るあたりで道が整備され、道幅にも余裕が生まれます。運動公園沿いに進むと、ゴールの県道198号駒越富士見線との交差点に到着します。

走行上の注意点
狭い道幅と多様な利用者への注意: ルートの大半は道幅が狭く、急なカーブも多いため、対向車とのすれ違いに十分注意してください。特にドライブやツーリングでは、速度を落として慎重な走行を心がける必要があります。また、歩道がない場所で散歩やジョギング中の人が多いことを念頭に置き、十分な車間距離と側方間隔を取って走行してください。この道は絶景の中でのアクティビティルートとしても人気があります。
季節的な注意(桜の時期): この道は「さくら通り」の名が示す通り、春の桜の季節には、花見客や観光客で交通量が大幅に増加します。狭い道でのすれ違いや駐車場への出入りが増えるため、この時期の走行は特に余裕を持った計画と、細心の注意が必要です。

走り終えて振り返る、旧道ならではの景色
日本平さくら通りは、他のルートにはない、旧道ならではの趣が魅力です。山頂付近から眼下に広がる富士山・清水港のダイナミックな景観は、この道ならではの特別な体験です。
道幅の狭さゆえに慎重な走行が求められますが、その分、眼前に広がる景色を噛みしめながら、ゆっくりとこの道を下る体験は格別です。春の桜のトンネル、冬の雪化粧の富士山と、四季折々の美しい景色が迎えてくれます。
ドライブ、ツーリング、サイクリングで安全運転を心がけながら、静岡が誇る絶景と風情を深く感じられるこの「さくら通り」をゆっくりと味わい尽くしてみませんか。

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動画と感想

・通常視点(撮影:2022.03)

 

静岡県静岡市にある日本平を走る日本平さくら通りです。
日本平を山頂へと続く道は主に3つあり、日本平パークウェイ清水日本平パークウェイ、そして今回の日本平さくら通りです。
他の2つの道に比べ、道幅が狭く走りづらい印象の道。
所々で折戸湾、清水港方面を見渡せるような場所がありますが、中間部分では道が細いうえに、山側には開いた側溝。谷側は崖となっているので、頂上付近や駐車スペースのある場所に駐車して景色を楽しんだ方が良いと思われます。
また、ジョギングをされている方が結構見受けられましたので、歩行者にも十分注意が必要だと感じました。

 

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コース紹介



(S)スタートは静岡県静岡市清水区にある日本平の碑脇の交差点(信号なし)から
正面には日本平パークウェイ。左に行くと日本平ロープウェイ乗り場。そして右へ行くと清水日本平パークウェイ日本平さくら通り
清水方面へ


駐車場の脇に沿って進んで行くと@交差点1(信号なし)が現れます。
特に案内標識等はありませんが、左折します。直進すると清水日本平パークウェイ


目の前に折戸湾や清水港を見下ろす景色。
右側には駐車スペースあり。


ここから直ぐにA交差点2(信号なし)が現れます。
こちらも特に案内標識等はありませんが、右折します。


茶畑の中を進んで行くセンターラインのある道です。が、狭い。かなりタイトな印象の道です。


そしてジョギングをされている方も多い様なので、歩行者にも十分注意して下さい。


時折、眺望の良い場所があります。が、山側には口の開いている側溝。谷側はガードレールの無い崖。
景色を楽しむ余裕はあまり無いようです。


だいぶ降ってきました。


道幅が広くなると・・・


B交差点3(信号なし)が現れます。
申し訳ない程度に小さな案内標識がありました。
三保方面へ


清水日本平運動公園IAIスタジアム日本平の脇を走ります。


住宅街の道を降って行きます。


そして最後は静岡県静岡市清水区にある静岡県道198号駒越富士見線との交差点(信号あり)にて(G)ゴール


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。

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周辺のドライブコース

周辺の立ち寄りスポット

 

日本平山頂展望台・日本平夢テラス
日本平夢テラスは、2018年にオープンした隈研吾氏設計のスタイリッシュな展望施設です。360度のパノラマビューが楽しめる展望回廊からは、世界遺産の富士山、青く輝く駿河湾、そして静岡市街の夜景までを一望できます。「日本観光地百選」で1位に選ばれた景色を、開放的な空間で満喫できます。特に、土曜日は21時まで営業しているため、美しい夕景から夜景へと移り変わるロマンチックな時間を過ごすことができ、ドライブの締めくくりにも最適です。館内には日本平の歴史を学べる展示コーナーもあり、景色だけでなく歴史にも触れられます。

日本平夢テラス

https://nihondaira-yume-terrace.jp/

 

日本平ロープウェイ
日本平山頂と、国宝・久能山東照宮の鎮座する久能山下を結ぶのが日本平ロープウェイです。標高差を利用した約5分間の空中散歩では、眼下に広がる駿河湾の絶景や、静岡名産の美しい茶畑の風景を楽しめます。ガイドのアナウンスを聞きながら、空中からの景色を堪能できるこのロープウェイは、久能山東照宮へのアクセス手段としても非常に便利です。急な石段を登る必要がないため、体力に自信がない方やお年寄りにもおすすめです。

日本平ロープウェイ

https://ropeway.shizutetsu.co.jp/

 

久能山東照宮
久能山東照宮は、徳川家康公の御遺骸が最初に埋葬された由緒ある神社です。権現造りの社殿は極彩色で豪華絢爛であり、江戸時代初期の代表的な建築様式として国宝に指定されています。境内には家康公の墓所や博物館もあり、歴史的な価値は非常に高いです。日本平山頂からはロープウェイを利用すればスムーズにアクセスできます。また、久能海岸側の駐車場からは1,159段もの石段を登るルートもあり、体力に合わせて参拝方法を選べるのも特徴です。

久能山東照宮

https://www.toshogu.or.jp/

 

三保松原(みほのまつばら)
三保松原は、世界文化遺産「富士山?信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つであり、日本平山頂からも一望できる景勝地です。約7kmの海岸線に沿って、約3万本の松林が続く姿は圧巻です。白い波打ち際、青い海、緑の松林、そして雪をかぶった雄大な富士山が織りなす景色は、まさに日本の絶景と言えます。古くからの景勝地として、謡曲『羽衣』の舞台となった「羽衣の松」の伝説も残されており、神話と自然の美しさが融合した特別な場所です。

三保松原

https://miho-no-matsubara.jp/

 

ちびまる子ちゃんランド
ちびまる子ちゃんランドは、清水港ベイエリアにある複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」内にあるテーマパークです。原作者さくらももこさんの出身地である清水区を舞台にした作品の世界観を再現しており、まる子たちが通う小学校の教室や、懐かしい昭和の街並みが広がっています。アニメの世界に入り込んだような体験ができるため、作品ファンはもちろん、大人から子どもまで楽しめます。ここでしか買えないオリジナルグッズも豊富に揃っており、お土産探しにも最適です。

ちびまる子ちゃんランド

https://chibimarukochan-land.com/

 

清水魚市場 河岸の市(かしのいち)
清水魚市場 河岸の市は、清水港のすぐそばに位置する活気あふれる市場です。「まぐろ館」と「いちば館」の2つの建物で構成されており、新鮮な魚介類を直売する店舗や、新鮮な海鮮丼を提供する飲食店が集結しています。静岡県は全国有数のマグロ水揚げ量を誇るため、新鮮でリーズナブルなマグロを味わうには最適な場所です。朝獲れの地魚を味わえる食堂もあり、港町・清水の食の魅力を存分に堪能できます。

清水魚市場「河岸の市」

https://kashinoichi.com/

 

清水もつカレー
清水もつカレーは、静岡市清水区のソウルフードとして愛されるご当地グルメです。一般的なカレーライスとは異なり、食感の良い豚もつを串に刺し、秘伝のカレーソースでじっくりと煮込んだ料理です。多くの居酒屋や飲食店で提供されていますが、基本的には「おかず」や「おつまみ」として提供されるため、ライスは付いていないのが一般的です。各店によって味付けやスパイス加減が異なるため、港町ならではのB級グルメを食べ歩きしてみるのも楽しみ方の一つです。

 

静岡おでん
静岡を代表する郷土料理「静岡おでん」は、静岡市街地でのグルメ体験に欠かせません。牛すじで出汁をとった真っ黒なスープが特徴で、一般的なおでんとは一線を画す独自の文化を持っています。食べる際には、だし粉(鰯の削り粉)と青のりをかけて食べるのが定番です。黒はんぺんや牛すじなど、静岡独自の具材も魅力の一つです。静岡市葵区にある「青葉おでん街」などには、昔ながらの雰囲気のおでん屋が軒を連ねており、はしご酒をしながら地元グルメを楽しむ観光客で賑わいます。

 

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データ


通過市町村
・静岡県
 静岡市
  清水区

 

通過道路
・日本平さくら通り

 

重複道路

 

撮影
・2022.03

 

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