栗駒焼石ほっとライン:奥州湖畔の素晴らしい景色を堪能できる快速路のコース

概要

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お勧めコース


岩手県奥州市から一関市へ、奥羽山脈の懐を駆け抜ける栗駒焼石ほっとラインは、四季折々の雄大な自然が楽しめる絶景のルートです。
奥州市の国道397号との交差点(つぶ沼付近)をスタートし、一関市の国道342号(祭畤大橋付近)まで続く約15kmのこの道は、ドライブ、ツーリング、サイクリング愛好家を非日常へと誘います。

この栗駒焼石ほっとラインは、奥州市道谷子沢南前川山線一関市道鬼頭明通線で構成された観光ルートです。

スタート地点である国道397号沿いのつぶ沼付近から進むと、まず目に飛び込むのは胆沢ダムによって形成された雄大な奥州湖の景色です。
エメラルドグリーンの湖面と周囲の山々のコントラストは、心を洗われるような美しさ。
特に紅葉シーズンには、山全体が錦の絨毯を敷き詰めたような色彩に染まり、息をのむほどの絶景が広がります。
新緑の時期には、生命力あふれる緑が目に鮮やかで、爽やかな風を感じながらの走行は格別です。

道中には、焼石連峰の麓に広がる豊かな自然を肌で感じられるスポットが点在します。
深い森の中を走り抜け、つぶ沼などの静かな湖沼を眺めながら、鳥のさえずりや風の音に耳を傾けるのも良いでしょう。
山岳ルートならではのアップダウンやカーブは、走行の楽しさを高め、特にツーリングやサイクリングでは達成感と爽快感を味わえます。

ゴール地点は、栗駒山の玄関口ともいえる一関市の国道342号との交差点です。
ここから栗駒山方面へ足を延ばせば、須川高原温泉などの温泉地や、栗駒山の雄大な自然をさらに満喫することができます。

ただし、栗駒焼石ほっとラインは山間部に位置するため、天候の急変には注意が必要です。
特に冬季は積雪のため通行止めとなる区間がありますので、事前に道路情報を確認してからお出かけください。

栗駒焼石ほっとラインは、雄大な自然美と走行の楽しさが凝縮された、まさに「ほっとする」ような感動が待っているルートです。
この道を駆け抜け、東北の奥深い魅力を心ゆくまで堪能してください。

動画と感想

・通常視点(撮影:2024.08)

 

焼石岳の麓を走る国道397号栗駒山の麓を走る国道342号を結ぶ様に南北に走る栗駒焼石ほっとラインです。
国道397号からの道は奥州湖畔を進む道は、見晴らしが良く奥州湖を眺めながら、緑豊かな道を進みます。
特に絶景なのが、栗駒焼石ほっとラインの途中にある奥州湖大橋からの景色は遮るのもは無く、素晴らしい景色を堪能できました。
更に進むと、湖畔の道から山道へ。程良い勾配とカーブの続く道は、走りやすく気持ちよく走る事が出来ました。
また、幾つかの川や谷を越える橋が掛かっているのですが、鬼越沢を越える鬼越大橋からの景色も良かったです。

 

何より、焼石岳側と栗駒山側を結ぶ、整備された走りやすい素晴らしい道です。
ただし国道397号からつぶ沼周辺を除きw

 

今回、夏のお盆休み初日に行きましたが、交通量は少なく、本当に景色が良く、走りやすい良い道だと思いました。
が、出来る事なら湖側の路肩の草木は手入れをして頂けると、嬉しいかな。っと言うのが正直な所。
実際に素晴らしい道なのですが、交通量も少なく、あまり知名度も低い印象で、このまま朽ちてしまうのは勿体ない道だと思います。
お勧めする側としても、訪れた時に折角の景色が伸び放題の草木で見えないのでは、申し訳ないです。

 

コース紹介


※YouTubeのチャプター機能を利用し、動画と本ページのコース紹介を連動させています。
番号が振ってあるコース案内、注意点などを動画で確認しやすくなる様にしてみました。


※動画の導入部分の国道397号があまりにも良かったので、国道長めになっています。
(S)スタートは岩手県奥州市にある国道397号との交差点(信号なし)から(02:37)
須川・つぶ沼方面へ
確りと栗駒焼石ほっとラインの表記アリ。


センターラインが消えかかっていますが、片側一車線の道。


この辺りはやや圧迫感のある道幅。


やや見通しの悪いカーブが続き、急なカーブもあります。


そんな急カーブを過ぎ、直線を進んで行くと。。。


目の前が開け、奥州湖の湖畔の道へ。


綺麗な道が続きます。が、路肩の草木はもう少し手入れが行き届いていると、嬉しいかも。
ガードレールも隙間のある感じですし、湖側だけでも綺麗にすれば、とても素晴らしい景色になると思うんですが、、、


そして、この道の最大の見せ場。
@奥州湖大橋(06:16)
遮る物が無く、素晴らしい景色を堪能できます。


引き続き、湖畔を進みます。
そして、今回栗駒焼石ほっとラインを走って、唯一すれ違った車両がこのバイク一台。(あ、この道に入って直ぐにすれ違った大型トラックを忘れてたw)
一応、世間一般のお盆休み初日なんですが。。。これは寂しい。
(個人的には交通量が少ない方が良いのですが。。。このまま放置されて朽ちるのは惜しい!!)


湖畔から離れ、山の中、森の中へ。
一応、前川沿いに走っている感じですが。


適度な勾配とカーブの続く道。
何より、山道に入っても綺麗な道が続く快速路。


いやーこんなに良い道が殆ど車両が走っていないのは本当に勿体ない。


山道に入り、これまでの幾つか橋を越えてきましたが、その中でも長いA鬼越大橋(17:07)
大きな谷を越えるこの橋からの景色は、遮る物が無く大自然の中に居る!!感じが凄いです。


更に進んで行きます。


最後は岩手県一関市の国道342号との交差点(信号なし)にて(G)ゴール。(19:12)
特に事前に案内標識や止まれの標識が無いので注意。


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。

周辺のドライブコース


・経路:0〜10km圏内
No.353 栗駒峠 国道342号(岩手側) /岩手県一関市〜秋田県雄勝郡東成瀬村
・経路:10〜30km圏内
No.354 栗駒峠 国道342号(秋田側) /岩手県一関市〜秋田県横手市
・経路:30〜50km圏内

 

データ

通過市町村
・岩手県
 奥州市
 一関市

 

通過道路
・栗駒焼石ほっとライン(奥州市道谷子沢南前川山線、一関市道鬼頭明通線)

 

重複道路

 

撮影
・2024.08

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