大台ヶ原ドライブウェイ:深い森の先に待つ、天空の静寂。大台ヶ原へ続く、山上への旅路。

目次

概要

大台ヶ原


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深い森を越え、辿り着く大台ヶ原の静寂と雄大な景色


雄大な自然と豊かな原生林が残る山岳地帯「大台ヶ原(おおだいがはら)」。奈良県と三重県の県境付近に位置し、吉野熊野国立公園を代表する自然景勝地として知られています。
この特別な自然環境へと続く道が「大台ヶ原ドライブウェイ(奈良県道40号大台ヶ原公園川上線)」です。
今回は、奈良県吉野郡川上村の国道169号交差点からスタートし、大台ヶ原の登山口であり観光の拠点となる「大台ヶ原ビジターセンター」前までを結ぶ、約17kmのドライブルートをご紹介します。
深い山間を抜ける険しい道のりから、標高を上げるにつれて変化していく森や景色。山肌を縫うように進み、やがて開放感のある尾根沿いの道へと移り変わるその過程は、大台ヶ原へ向かう時間そのものを楽しめる魅力があります。
ドライブはもちろん、山岳ツーリングやヒルクライムを楽しむサイクリングルートとしても、多くの人を惹きつける山岳道路です。

大台ヶ原へ続く、深い自然に包まれた山岳ルート


奈良県と三重県の県境付近に位置する大台ヶ原は、吉野熊野国立公園に含まれる標高1,700m級の山岳地帯です。年間降水量が非常に多い地域として知られ、豊かな森林や湿潤な環境など、原生的な自然が今なお色濃く残されています。
大台ヶ原の上部は「東大台」「西大台」と呼ばれるエリアに分かれ、整備された遊歩道を利用して日出ヶ岳大蛇ーなどの景勝地を巡ることができます。特に大蛇ーから見下ろす深い谷や連なる山々の大パノラマは、大台ヶ原を代表する眺望のひとつです。
この大台ヶ原ビジターセンターへ車で向かう唯一の道路が、大台ヶ原ドライブウェイです。かつては有料道路として整備され、現在は無料で通行できる奈良県道40号として利用されています。ただし標高の高い山岳道路のため、冬季は積雪や凍結の影響により通行止めとなります。

大台ヶ原


大台口隧道を越え、深い森から大台ヶ原へ続く道程


国道169号から大台ヶ原ドライブウェイへ入ると、最初に迎えるのは深い森林の中を進む山道です。
道幅が限られ、山肌に沿って進む区間も多く、一般的な観光道路とは少し違った険しさを感じる道が続きます。周囲を木々に囲まれた静かな山中を進む時間は、これから向かう大台ヶ原の奥深さや、山岳地帯ならではの静けさを感じるひとときです。
しばらく進むと大台口隧道が現れます。伯母峰峠を抜けるこのトンネルを境に、ルートの印象は大きく変化します。
それまでの薄暗い森林の中を進む険しい山道から、木々は残りながらも太陽の光が届く明るい雰囲気の道へ。視界が開ける場所も増え、周囲の山々を望みながら走る、尾根沿いを辿るような開放感のある道へと変わっていきます。
その先は比較的穏やかな勾配とカーブが続き、山岳道路らしい景色を楽しみながら大台ヶ原ビジターセンターへ向かいます。
標高を感じさせる景色の中を進むと、大台ヶ原登山の拠点となる大きな駐車場が現れ、大台ヶ原ビジターセンター前へ到着し、山岳道路としての旅路はひと区切りを迎えます。

大台ヶ原へ辿り着いた先に広がる、静寂と雄大な自然


山深い険しい道を越えた先に待っているのは、ひんやりと澄み切った山の空気と、開放的な景色。
標高を上げながら進んだ先で出会う、高地ならではの静けさ。目の前に広がる雄大な自然を眺める時間は、ただ目的地へ向かうだけではなく、大台ヶ原という特別な山域へ少しずつ近づいてきたことを実感させてくれます。
日常の喧騒から離れ、雲に近い高みへ向かう山岳ルート。険しい道の先で出会う静けさと、大台ヶ原ならではの自然の景色が、この道を進む時間を特別なものにしてくれます。
深い森を抜け、その先に広がる高原の景色と大台ヶ原の空気を感じに、この道を訪れてみてはいかがでしょうか。

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動画と感想

・通常視点(撮影:2025.04)

 

大台ヶ原へと向かう大台ヶ原ドライブウェイです。
大台ヶ原と言えば、関東に住んでいる私も知っている観光地。
大蛇ーの断崖絶壁や立ち枯れた木々の間を進む木道など印象的な場所。
そんな、関東にまで轟く有名観光地でバスツアーなどもある場所へのアクセス路なので、当然道は整備された良い道だと思っていました。。。
が、国道169号からの道程は大変険しく、乗用車同士のすれ違いもままならない場所もある険しい道でした。
見通しの悪いカーブや厳しい坂道。道には落石もあり、なかなか過酷な印象。対向車にバスは来ないでくれと祈りたくなるような道です。
しかし、大台口隧道を越えると、状況は一転。センターラインのある片側一車線の道へ。場所によってはやや狭い場所もありますが。
途中には見晴らしの良い場所もあり、そこから望む山々は雄大な景色でした。
ただ、駐車スペースなどはゴール地点の大台ヶ原ビジターセンターのある場所まで無かったのは残念。
大台ヶ原ビジターセンター周辺は流石有名な観光地と言う事もあり、確りと整備された駐車場やトイレなどがありました。

 

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コース紹介



※YouTubeのチャプター機能を利用し、動画と本ページのコース紹介を連動させています。
番号が振ってあるコース案内、注意点などを動画で確認しやすくなる様にしてみました。


(S)スタートは、奈良県吉野郡川上村の国道169号との交差点(信号なし)から(01:36)
大台ヶ原方面へ

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


※橿原・吉野方面から来た場合、交差点の先がカーブになっており、対向車が見えづらいので交差点を折れる際は注意。
※新宮・熊野方面から来た場合、新伯母峯トンネルを出て直ぐに交差点なので注意。

大台ヶ原

大台ヶ原


大台ヶ原ドライブウェイへ!!

大台ヶ原


ん??
狭い?落石?カーブ多し?
んん??
関東に住んでいる私ですが、大台ヶ原は結構有名な観光スポットっという印象ですが、入口からこんな感じなんですか!?

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


確か定期観光バスやバスツアーもある道ですよね?
ヤバそうですね。
@狭路・見通しの悪い急カーブ・急勾配区間(01:44)
※約4km程続きます。

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


対向車とのすれ違いも緊張する様な道ですが、ここで大型バスとか来たら。。。そう思うとヤバいですね。
雰囲気も何だか薄暗く怖くなってきました。

大台ヶ原

大台ヶ原


そんな道を更に登って行くと現れるA大台口隧道(09:42)
伯母峰峠の下を抜けるトンネルとの事。

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


車同士がすれ違えるかすれ違えないか位の幅しかないトンネルを進んで行きます。
すると。。。

大台ヶ原


センターラインのある道へ!?
場所によってはセンターラインは消えてしまいますが、、、
え?って感じで、これまでの道とはかなりのギャップです。
まぁどうせあれでしょ?山道あるあるの何故か飛び飛びにある、突然整備された綺麗な太い道。だけど、直ぐにまた険しい細い道になるってやつ。

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


っと思っていましたが、そんな事は無く、終点の大台ヶ原登山口のある大台ヶ原ビジターセンターまで続きます!!

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


この辺りはまだまだ険しい登り坂が続きますが、南西側は開けた場所が多くなり、眺望も素晴らしいですね。

大台ヶ原

大台ヶ原


グーグル先生。うん。これは降りの方が良いパターンですね。


ある程度登って行くと、場所によっては険しい登り坂はありますが、大分落ち着きました。
この辺りは尾根やその近くを尾根に沿って進む感じの様です。
見晴らしの良い場所も結構ありますね。
ただ、残念なのは車を停め、ゆっくりと眺められる場所は無いようです。

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


グーグル先生。


何気に1400〜1500mの場所を走っているんですよね?
そう考えると凄いですね。

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


更に進んできます。
周囲の木々の雰囲気が変わってきたかな?

大台ヶ原

大台ヶ原


なにやら大きな公園の様な雰囲気に。
カラーコーンは路上駐車をしない様にでしょうか?

大台ヶ原

大台ヶ原

大台ヶ原


最後は、奈良県吉野郡上北山村にある大台ヶ原ビジターセンター前にて(G)ゴール。(34:51)

大台ヶ原

大台ヶ原


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。

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周辺のドライブコース


今回紹介したルート周辺には、合わせて楽しめる魅力的なドライブルートもあります。
距離や時間、立ち寄りスポットなどを組み合わせることで、ドライブやツーリングのプランをより充実させることができます。
訪れる前のルート計画や旅の予定づくりに、気になる周辺ルートもぜひチェックしてみてください。

・0〜10km圏内


No.400 国道169号(上北山〜川上区間) / 奈良県吉野郡上北山村〜川上村

・10〜30km圏内


No.397 国道169号(北山〜上北山区間) / 和歌山県東牟婁郡北山村〜奈良県吉野郡上北山村
No.402 国道169号(川上〜大淀区間) / 奈良県吉野郡川上村〜大淀町

・30〜50km圏内


No.394 国道169号(新宮〜北山区間)/ 和歌山県新宮市〜和歌山県東牟婁郡北山村

 

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周辺の立ち寄りスポット


大台ヶ原ドライブウェイは、深い森林を抜け、標高を上げながら大台ヶ原へ向かう山岳ルートです。道中や周辺には山間の温泉や道の駅、地域に受け継がれてきた郷土の味など、走るだけではなく周辺の魅力にも触れられる立ち寄りスポットがあります。
そして終点に待つ大台ヶ原は、豊かな雨が育んだ原生的な自然が残る山岳景勝地。登山や散策を楽しめる場所として、多くの人を惹きつける特別な存在です。
ここでは、大台ヶ原ドライブウェイ周辺で訪れたい観光スポットや休憩ポイント、地域ならではの味をご紹介します。

 

自然・景勝地

 

大台ヶ原(日出ヶ岳・大蛇ー・大台ヶ原ビジターセンター)
奈良県と三重県の県境付近に位置する大台ヶ原は、吉野熊野国立公園に含まれる標高1,700m級の山岳地帯です。年間降水量が非常に多い地域として知られ、その豊かな雨が育んだ原生林や湿潤な自然環境が残る、関西を代表する山岳景勝地のひとつです。
山上部は「東大台」「西大台」に分かれ、整備された登山道や遊歩道を利用して、大台ヶ原を代表する景観を巡ることができます。中でも日出ヶ岳は標高1,695mを誇る大台ヶ原の最高峰で、山頂展望台からは周囲の山々を望むことができます。
また、大蛇ー(だいじゃぐら)は大台ヶ原を象徴する景勝地のひとつ。切り立った断崖から望む深い谷や連なる山々の景色は、長い時間をかけて形成された大台ヶ原ならではの雄大な自然を感じられる場所です。
大台ヶ原ビジターセンターは、大台ヶ原散策の拠点となる施設で、自然環境や動植物、登山ルートなどの情報を得ることができます。ドライブの終点として訪れるだけでなく、ここから大台ヶ原の自然を巡る旅が始まる場所でもあります。

 

 

道の駅・休憩拠点

 

・道の駅 吉野路 上北山
国道169号沿い、山深い上北山村にある休憩拠点です。売店では地元特産品が揃い、とち餅、こんにゃく、地味噌、梅干し、木工品などの定番に加えて、三色葛湯や桜ようかんといった、この地域ならではの特色ある商品も並びます。こうした品々は他の地域では見かけにくい、土地ならではのお土産として人気です。
道の駅にはトイレ・駐車場・公衆電話といった基本設備が整っており、長距離ドライブ途中の休憩や買い物に便利な立ち寄りスポットとなっています。
また、施設のすぐ対岸には「上北山温泉 薬師湯」があり、入浴とあわせて立ち寄れる立地も特徴です。

 

 

道の駅 杉の湯 川上
国道169号沿いにある川上村の道の駅。特産品コーナー 「山幸彦のおみやげ屋」 では、柿の葉寿司をはじめ、火打ち餅、かきもち、きりこ、手作りこんにゃくなど、吉野・川上エリアの伝統的な加工品や土産物を扱っています。
売店の隣には軽食がとれる麺コーナーがあり、「ホテル杉の湯」の料理人が作るダシを使った「うどん」や「そば」などを提供しています。
隣接する駐車場では、季節や週末を中心に地元の野菜や加工品などが並ぶ「ふるさと市場」が開催されることもあり、地域の暮らしに触れられる場となっています。
また、施設に隣接して 湯盛温泉ホテル杉の湯 があり、宿泊と温泉を兼ね備えた滞在型の利用も可能です。日帰り入浴も受け付けているため、ドライブやツーリングの途中で温泉に立ち寄り、疲れを癒すこともできます。

 

 

温泉・入浴スポット

 

上北山温泉 薬師湯
北山川を挟んで、道の駅 吉野路 上北山 の対岸に位置する温泉です。宿泊施設「フォレストかみきた」内にある温泉であり、宿泊利用だけでなく日帰り入浴も可能です。道の駅からもアクセスしやすい立地が特徴です。
泉質は アルカリ性単純温泉(pH8.3)。肌あたりがやわらかいとされ、「美人の湯」とも呼ばれています。効能としては神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え症などが挙げられており、山岳路を走ったあとの身体をゆっくりとほぐすのに適した湯です。
川と森に囲まれた静かな環境の中で入浴できる点も魅力で、国道169号の走りの余韻を落ち着かせる立ち寄りスポットのひとつです。

 

フォレストかみきた

https://forest-kamikita.com/

 

 

 

入之波温泉 山鳩湯
川上村の山あいに佇む温泉宿で、日帰り入浴も可能です。泉質は炭酸水素塩泉。比較的ぬるめの源泉で、時間をかけてゆっくりと湯に浸かりたい人にも向いています。
館内には総杉丸太造りの大浴場があり、外には巨大なケヤキの丸太を用いた露天風呂があります。露天からは渓谷の景色を望むことができ、川上の豊かな自然を感じながら湯浴みを楽しめるのが特徴です。
併設のお食事処では、新鮮な川魚や山菜、地元野菜を使った料理が提供されています。秘伝の味噌で仕立てた南朝鍋をはじめ、季節に応じて紅葉鍋やぼたん鍋、鴨鍋などが用意されるほか、あめの魚や鮎、山菜料理など山里ならではの味覚を味わうことができます。
山あいの道を走った余韻を、そのまま湯の時間へとつなげてくれる一軒です。

 

入之波温泉 山鳩湯

https://yamabatoyu.co.jp/

 

郷土料理・ご当地グルメ

 

柿の葉寿司
吉野地方を代表する郷土料理のひとつで、塩で締めた魚と酢飯を柿の葉で包んだ保存食として、山間地域で受け継がれてきた味です。
柿の葉には殺菌作用があるとされ、昔は山間部での保存食として重宝されてきました。現在では奈良を代表する名物として親しまれ、吉野地域を訪れた際には味わっておきたいご当地グルメです。
道の駅 杉の湯 川上では、特産品として柿の葉寿司が販売されています。川上村では手作りにこだわった柿の葉寿司が作られており、地域ならではの味を楽しめる立ち寄りポイントです。

 

 

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データ


通過市町村
・奈良県
 吉野郡
  川上村
  上北山村

 

通過道路
・奈良県道40号大台ケ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)

 

重複道路

 

撮影
・2025.04

 

今回利用した宿泊施設

年期の入った印象の施設ですが従業員の方はアットホームな印象。

※ホテル前の駐車場が満車になると、やや遠い駐車場になるので注意。

 

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