グリーンロード(中勢広域農道):右左折多すぎなのが残念なコース

概要

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三重県津市と松坂市を走る中勢広域農道ことグリーンロード
今回はこのグリーンロードを三重県松坂市にある国道23号との交差点(曽原町交差点)から津市にある三重県道28号亀山白山線との交差点までの約44kmのドライブコースです。

動画と感想

・通常視点(撮影:2022.05)

 

三重県津市と松坂市を走るグリーンロードです。
比較的交通量の多い印象の道、一部区間では住宅の密集している場所を通る為、注意が必要です。
また交差点が多く、何度か右左折をしますが、その際グリーンロード等の表記が無いのが残念でした。

 

ただ、国道165号から北へ進み芸濃のショッピングモール手前までの道は交通量は多いものの、程良くアップダウンのある走りやすい快速路の一本道。
なお、信号は多い印象。

 

コース紹介


(S)スタートは三重県松坂市にある国道23号との交差点(曽原町交差点:信号あり)から。
残念ながら国道23号からの案内標識は無い交差点を曲がって行きます。
美杉・白山方面へ


住宅など建ち並ぶ片側一車線の道を進みます。


少しずつ田園の広がる風景へ。


そして踏切。この後も多くの踏切を越える事になるので、以後は省略。
しかし、この周辺には紀伊本線、名松線、近鉄大阪線、近鉄名古屋線と多くの路線が走っているんですね。


農道らしい景色になってきました。
ですが、厳密には三重県道580号白山小津線
昔は農道で後に一般県道に認定されたのでしょうか?


暫く進むと三重県道24号松阪久居線との@交差点(須加神社東交差点:信号あり)が現れます。
手前の案内標識には特に記載されていませんが、直進します。


すると、住宅街の中を走る狭い道に。
住宅との距離も近くA歩行者注意
トラックが待っていてくれました。ありがとうございます。


そしてB交差点2(信号なし)。
特に案内標識もありませんが右折します。


引き続き、住宅街の狭い道を進みますので、歩行者注意


そして直ぐに現れるC交差点3(信号なし)。
こちらも案内標識はありませんが左折します。
思いの外交通量は多いですね。


踏切を越えると、片側一車線の道へ。


その後も学校や住宅が建ち並ぶ場所を進んで行きます。


右側のコンビニの駐車場に警察が居ました。
軽自動車とバイクの運転手に話を聞いている様です。


更に進んできます。


暫く進むと、三重県道30号嬉野美杉線とのD交差点4(島田橋南交差点:信号あり)が現れます。
白山・一志方面へ右折します。


そして、橋を渡りちょっと先のE交差点5(信号なし)が現れます。
白山方面へ左折します。


程良く勾配がある道に。
民家も少なくなり快速路へ。


気持ちの良い道を進んで行きます。


更に進むとF交差点6(信号なし)が現れます。
実は直進も右折もグリーンロードになります。案内標識はありませんが。。。
ただし、直進した場合、その先の交差点にてグリーンロードは終わりになります。
今回は敢えて直進し、折り返したいと思います。通常は右折でもOKだと思います。


そしてG追加部分へ。


ちゃんとグリーンロードの標識があります。


そして、三重県道43号一志美杉線との交差点で終了。折り返します。


先程のF交差点6(信号なし)に戻ってきました。
白山方面へ。


気持ちの良い快速路が続きます。


が、案内標識等全くないH交差点7(信号なし)が現れます。
ここを右折です。が、私は真っすぐ進んでしまいました。
いや、これは初見殺しですね・・・


気を取り直し、戻ってきました。


ゴルフ場の合間を抜ける様に走る快速路。


そしてI交差点8(信号なし)が現れます。
久居・美杉方面へ左折します。


そして少し進むと現れるJ交差点9(信号なし)
久居方面へ右折します。


住宅の建ち並ぶ道を暫く進むと…


現れるK交差点10(信号なし)
国道165号方面へ左折します。


住宅等が建ち並ぶ道を進みます。


暫く進むと、住宅街の狭い道へ。L歩行者等注意
国道165号との交差点まで続きます。


そして国道165号とのM交差点11(大三交差点:信号あり)が現れます。
信号待ちの際は道幅が狭いので停車位置に注意。
案内標識はありませんが左折します。


国道165号を進みます。


暫く進むと現れるN交差点12(信号あり)
ここも案内標識等ありませんが右折します。


程良く勾配のある道を進みます。
そして、朗報!!
なんと、ここから先のゴール地点まで右左折はありません!!


森の中、山の中の気持ちの良い道。


ただ、交差点が多く、交通量も多い印象。


こんな感じで18km程続きます。


そして、伊勢道の芸濃ICに近づきます。


するとショッピングモールや大型の店舗の建ち並ぶ場所へ。
この辺りは渋滞気味。


更に進むと住宅の中を進み道へ。


そして最後は三重県津市にある三重県道28号亀山白山線との交差点(信号あり)にて(G)ゴール


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。

もし、ルート走破を目指さないのであれば、国道165号から北側を走るのをお勧めします。

周辺のドライブコース

データ

通過市町村
・三重県
 松坂市
 津市

 

通過道路
・グリーンロード(中勢広域農道)

 

重複道路
・三重県道580号白山小津線
・三重県道67号一志嬉野線
・三重県道43号一志美杉線
・三重県道15号久居美杉線
・三重県道664号垣内御城線
・国道165号

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No.369 伊勢志摩スカイライン / 三重県伊勢市〜鳥羽市
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No.371 パールロード / 三重県鳥羽市〜志摩市
パールロードは、三重県道128号鳥羽阿児線の通称で、かつては有料道路として多くの人々に親しまれていました。志摩市の三重県道16号南勢磯部線との交差点(的矢湾大橋北交差点)を境に、鳥羽側の区間を「パールロードシーサイドライン」、志摩側の区間を「パールロード奥志摩ライン」と呼ばれ、それぞれ異なる表情を見せてくれます。 今回は、三重県鳥羽市にある麻生の浦大橋手前から志摩市にあるパールロード鵜方入口交差点までの約24kmを走る、鳥羽から志摩へのドライブルートをご紹介します。 パールロードは、リアス式海岸が入り組む志摩半島の丘陵地帯の稜線に沿って続く、とても走りやすい道です。全体が片側一車線で、信号もほとんどないため、景色を楽しみながら快適なドライブ、ツーリング、サイクリングを満喫できます。 まず、ルートの起点近くにあるのが、最高の景色が楽しめる鳥羽展望台です。ここには、太平洋を一望できる「海女のテラス」があり、休憩所やレストランも併設されています。 道中の多くは木々に囲まれており、常に海を眺められるわけではありません。しかし、だからこそ、時折視界が開けた瞬間に見えるリアス式海岸の入り組んだ海岸線は、はっと息をのむ美しさです。面白展望台的矢湾展望台など、要所に展望台や駐車スペースが設けられています。景色を存分に楽しみたい場合は、これらのスポットに立ち寄るのがおすすめです。 また、パールロード沿線にはテーマパークの志摩スペイン村があります。ホテルや温泉施設も備えた複合リゾート施設として、多くの人で賑わう人気スポットです。 鳥羽市街地方面からパールロードへ向かう場合、接続道路となる三重県道750号阿児磯部鳥羽線はカーブが多く、道幅も狭い区間があるため注意が必要です。パールロードに入ってからは非常に快適な道になりますが、安全運転を心がけましょう。 絶景と快走が共存するパールロード。雄大なリアス式海岸を望むその道の先には、伊勢志摩の旅をさらに特別なものにする感動が待っています。
No.373 国道260号 / 三重県志摩市阿児町〜志摩町(御座港)
国道260号は、三重県志摩市から北牟婁郡紀北町へと続く、リアス式海岸に沿って走る海辺の道です。今回は、そのうち先志摩半島を巡るルートをご紹介します。 起点の近鉄志摩線 賢島駅前をスタートし、国道260号をトレースしながら、先志摩半島の先端にある御座港を目指す、約24.5kmのドライブルートです。この先は海上区間となりますが、陸路は英虞湾を挟んだ対岸の浜島町浜島港で再び始まります。 国道260号をスタートし、志摩市の中心部である近鉄鵜方駅前を通り、鵜方磯部バイパスへ。そこから南下し先志摩半島方面へと進みますが、思ったよりも交通量が多いことに驚くかもしれません。志摩市大王町の大王崎入口交差点を過ぎたあたりから、徐々に交通量が減り始めます。 そして、深谷水道を渡るあたりから、道の雰囲気は一変。沿岸部の生活道路という印象から、先志摩半島の自然と風光の中を進む快適な道へと変わっていきます。道そのものからは景色を望むことはできませんが、ルートのハイライトである、海を渡る数々の橋は、まさに絶好のビュースポットです。 志摩パールブリッジ(志摩大橋)や長田橋、丸山橋などを渡る際には、入り組んだリアス式海岸の美しい景色を堪能することができます。 志摩の豊かな自然と複雑な地形が織りなす、変化に富んだこの道は、快適な走りと感動的な景色を同時に楽しむことができます。先志摩半島の先端へ、海風を感じながら旅をするようなドライブルートです。
No.374 志摩ゆうやけパール街道 / 三重県志摩市
伊勢志摩国立公園内に位置する先志摩半島をぐるりと巡る約20kmの周遊ルート、「志摩ゆうやけパール街道」。特に夕日の美しさが知られており、入り組んだリアス式海岸の壮大さや、真珠養殖が盛んな英虞湾(あごわん)の穏やかな景観を体感できます。 このルートは、国土交通省の日本風景街道に「きらり三橋 志摩ゆうやけパール街道」として登録されており、地域の自然と文化が一体となった「里海(さとうみ)のみち」として高く評価されています。 今回は、志摩市にある深谷大橋西交差点をスタート・ゴールとし、反時計回りで半島先端部を一周するモデルコースを紹介します。この伊勢志摩ドライブは、ツーリングやサイクリングにも最適な絶景ルートです。 ドライブの前半、主に国道260号を西へ進む区間は、車線が広く整備された走りやすい快速路です。道中、海を直接見られる区間は少ないものの、コースのハイライトとなる「三つの橋」を渡る際には、英虞湾ならではの絶景が広がります。 長田橋丸山橋、そして志摩大橋(志摩パールブリッジ)を渡る瞬間、複雑に入り組んだリアス式海岸と、真珠筏が浮かぶ穏やかな英虞湾の壮大な景色が視界いっぱいに広がります。思わず車を停めたくなるほどの爽快感ですが、橋の上での駐停車は大変危険なため厳禁です。安全な場所まで進み、ゆっくり景色を堪能してください。 半島先端部には、魅力的なスポットが点在しています。漁船が行き交う御座港のすぐ近くには、「快水浴場百選」にも選ばれた透明度の高い御座白浜海水浴場があり、夏場は多くの人で賑わいます。 そして、この街道の名前を象徴するあづり浜は、太平洋に面した夕景を楽しむ場所です。真珠筏が浮かぶ穏やかな英虞湾とは異なり、大海原に沈む夕日が、沖合に浮かぶ「すずめ島」と織りなす光景が印象的です。特に冬場の夕暮れ時には、太陽が島と重なり、まるで怪獣が火を噴いているかのような奇跡的な絶景を創り出します。また、ルート周辺には海女小屋体験施設や真珠工房など、志摩ならではの文化に触れられるスポットも豊富にあります。 この周遊ルートは、後半になるにつれて道の雰囲気が大きく変わります。 前半の国道260号は快適な快速路ですが、御座港付近を過ぎて国道から離れると、道幅が安定しなくなります。民家の間を抜ける生活道路となる区間では、道幅が狭く入り組んだ場所があります。 走行の際は、カーブの先の対向車や歩行者に十分注意し、細い道幅でのすれ違いに警戒が必要です。ゆっくりと、里海の暮らしを肌で感じながら進みましょう。 このルートの真の魅力は、前半の快適な道でリアス海岸の雄大さを感じ取った後、後半の生活道路へ入ることで現れます。ただ景色を眺めるだけでなく、志摩の里海に暮らす人々の息遣いや、潮の香り、海女文化、真珠養殖の営みを肌で感じる体験がこの周遊には詰まっています。三橋から見る英虞湾のきらめき、そしてあづり浜に沈む太平洋の夕日は、旅の記憶に深く刻まれるでしょう。 この20kmの周遊を走り終えた時、その道中で得たすべてが、あなたを志摩半島の豊かな海と人々の暮らしに深く繋げてくれるはずです。

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