概要
二輪車は終日通行禁止
新潟県魚沼市を走る奥只見シルバーラインは、奥只見ダムへ向かう全長22.6kmのドライブコースで、主要地方道、新潟県道50号小出奥只見線の一部です。
1950年代にダム建設の資材運搬用として開通し、現在は観光道路として利用されています。
今回は、魚沼市本町の国道352号との交差点から、魚沼市湯之谷芋川の奥只見ダムまでのルートを紹介します。
沿道は全長18kmに及ぶ19のトンネルが特徴で、ルートの殆どを占める薄暗いトンネル群が続きます。
トンネルを抜けた先には奥只見湖の静かな水面が広がり、ダムエリアに到着します。
周辺の見どころとしては、奥只見ダムでスロープカーに乗ってダム頂部を訪れたり、奥只見湖遊覧船で湖上からの景色を楽しめます。
銀山平では温泉やキャンプ場があり、自然散策も可能です。
走行時の注意点として、トンネル内は道幅が狭く、急カーブや湧水で路面が濡れている箇所があります。
薄暗い場所も多く、大型バスとすれ違う場合もあるため、速度を抑えて慎重な運転が必要です。
冬季(1月上旬から3月中旬)は全面通行止めとなり、降雪状況で規制が早まる場合もあります。
二輪車は安全上の理由から終日通行禁止です。
奥只見観光を計画する人や新潟県ドライブを楽しみたい人に、秘境の魅力を体感できるルートとしておすすめです。
動画と感想
・通常視点(撮影:2024.10)
新潟県魚沼市を走る奥只見シルバーラインです。
ここで紹介しておいてなんですが、、、ドライブを楽しむ道では無い感じです。
殆ど暗いトンネルの中を進み、狭く、路面は荒れた場所が多く、湧き水が天井から落ち、路面を常に水浸し。そんな道です。
他では味わえない道!!ではありますが、あくまで奥只見ダムへの道とお考え下さい。
なお、全線で二輪車が終日通行禁止になります。
今回、途中でバイクを見かけました。間違わない様気を付けて下さい。
ちなみに、往路はオープンで行った私ですが、案の定、車内は水浸しです。
復路はクローズにしました(汗)
コース紹介
※YouTubeのチャプター機能を利用し、動画と本ページのコース紹介を連動させています。
番号が振ってあるコース案内、注意点などを動画で確認しやすくなる様にしてみました。
(S)スタートは魚沼市本町の国道352号との交差点(信号なし)から(01:43)
奥只見・尾瀬方面へ
行くのですが、その手前、左側の車線には@メロディーライン(奏でロード)があります。(01:50)
曲は小学校の時に音楽の授業で歌った記憶が。。。
改めて、奥只見・尾瀬方面へ
以前は有料道路でしたが、1977年に無料開放されたそうです。
なお、二輪車は終日通行禁止ですのでご注意下さい。
かなりの山道を登って行きます。
直ぐにトンネルが現れますが、なんと約8割がトンネルと言う道になっています!!
この辺りはまだ、トンネルに入ったり出たりして、景色が変化するので良いのですが、、、
そうそう。ここは奥只見ダムへの道となっています。
大型の観光バスも多く走っているので、注意が必要です。
これまで短いトンネルが続きましたが、ここからは長いトンネルになります。
Aトンネル内は狭く、路面状況が悪く、薄暗いので注意(07:33)
観光バスの後は車が詰り気味。
この当たりは路面が濡れているものの、路面の状態は比較的良好の様です。
カーブにはこの様な目立つ目印あり。
時折、真っ暗な区間があるので怖いです。
この辺りに来ると、湧水が多くなり、水溜まりある様です。
また、路面状態はかなり悪くなりました。
更に、トンネル部分の一部が素掘りの荒々しい表面も見受けられるようになりました。
カーブで観光バスに出くわすと怖いですね。
いやー山道ですが、トンネルを抜けるとホッとしますね。
そして、長いトンネル内にB交差点1(信号なし)がありました。(20:11)
ここを曲がると金山平・奥只見湖遊覧船 銀山平船着場方面へと行く事が出来るし、入って来ることも出来ます。
交差点から暫く進むと、何故かバイクが!?
何処から入ってきたのでしょうか?先程の交差点からでしょうか?
二輪車は終日通行禁止ですのでご注意下さい。
絶対、観光バスで壁や天井にぶつける人いるでしょ!?
この明るい照明(LED?)を線トンネルに採用してくれないでしょうか?
一瞬の安らぎ。。。ここまで長く困難なトンネルが続くと、これだけでもホッとします。
トンネルを進んで行きます。
おぉ〜シャバだ!!
なお、今回は前が詰まっておりゆっくりでしたが、トンネルを出て直ぐにC急カーブがあるので注意!!(32:27)
奥只見ダム無料駐車場へと降って行きます。
最後は新潟県魚沼市湯之谷芋川にある奥只見ダム無料駐車場にて(G)ゴール。(34:31)
平日とは言え、紅葉の時期と言う事もあり、混んでいます。
動画では、更にちょっと先へ言っています。
お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。
周辺のドライブコース
・経路:0〜10km圏内
No.347 国道17号 / 新潟県南魚沼郡湯沢町〜魚沼市
・経路:10〜30km圏内
No.273 しゃくなげ湖 / 新潟県南魚沼市
No.274 国道252号 / 新潟県魚沼市〜柏崎市
・経路:30〜50km圏内
No.272 魚沼スカイライン / 新潟県十日町市〜南魚沼市
No.346 三国峠 国道17号 / 群馬県利根郡みなかみ町〜新潟県南魚沼郡湯沢町
データ
通過市町村
・新潟県
魚沼市
通過道路
・新潟県道50号小出奥只見線
重複道路
撮影
・2024.10
関連ページ
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- No.278 大佐渡スカイライン / 新潟県佐渡市
- 新潟県の西部、日本海に浮かぶ一周は約280kmの佐渡島 この佐渡島の北部にある大佐渡山地を新潟県道463号白雲台乙和池相川線(通称:大佐渡スカイライン)が通っています。 今回はこの大佐渡スカイラインを少し手前の新潟県佐渡市相川にある新潟県道31号相川佐和田線と新潟県道45号佐渡一周線との交差点から新潟県道31号相川佐和田線を進み、大佐渡スカイラインへ。そして大佐渡山地を走り、同じく佐渡市金井新保にある国道350号との交差点(スカイライン入口交差点)までの約26kmのドライブコースです。
- No.279 佐渡広域農道・一般農道 田野沢線 / 新潟県佐渡市
- 新潟県の西部、日本海に浮かぶ一周は約280kmの佐渡島 この佐渡島の南部にある小佐渡山地の北側を沿うように佐渡広域農道、一般農道 田野沢線が通っています。 今回はこの佐渡広域農道、一般農道 田野沢線を含む道を新潟県佐渡市吉岡にある新潟県道65号両津真野赤泊線との交差点から佐渡広域農道、一般農道 田野沢線等を走り、同じく新潟県佐渡市住吉にある交差点までの約19.5kmのドライブコースです。
- No.347 国道17号 / 新潟県南魚沼郡湯沢町〜魚沼市
- 国道17号は、東京都から新潟県に至る約400kmの主要幹線道路で、関東と北陸を結ぶ重要なルートです。 今回はその中でも、新潟県南魚沼郡湯沢町神立から新潟県魚沼市井口新田までのドライブコースをご紹介します。 スタートは新潟県南魚沼郡湯沢町神立かにある関越道の湯沢ICの出入口のある湯沢IC入口交差点からスタートし、三国山脈の雄大な峰々と魚沼丘陵のなだらかな山々、田園に囲まれた景色の中を進んで行き、ゴールは新潟県魚沼市井口新田にある国道352号との交差点(井口新田交差点)までの約42kmのドライブコースです。