本州最南端 潮岬:本州の果てへ。潮風が導く、最南端の旅。

目次

概要

潮岬


 このエントリーをはてなブックマークに追加 


本州の果てへ 〜本州最南端の潮岬を巡る旅路〜


和歌山県串本町、本州の最南端に位置する潮岬
この地をなぞるように伸びる「和歌山県道41号潮岬周遊線」には、太平洋の海岸線や荒々しい岩礁、小さな漁港、長閑な砂浜など、南紀らしい海辺の風景が続いています。
ドライブやツーリング、サイクリングの人気ルートとしても知られるこの道。本州の果てを目指して走るという“到達感”は、潮岬ならではの特別な魅力です。
今回は、国道42号「潮岬東入口交差点」から、最南端の碑を巡って「潮岬西交差点」へと至る約10.5kmのルートをご紹介します。
海と空を眺めながら、本州最南端の景色を辿る旅へ出かけてみませんか?

本州最南端。海を見守る灯台と夕日の岬。


潮岬は、和歌山県東牟婁郡串本町の南端に位置する、本州最南端の岬です。黒潮の影響を受ける温暖な気候と、太平洋へ大きく開けた景観で知られています。
岬には、明治6年(1873年)に初点灯した「潮岬灯台」が建ち、長年に渡って紀伊半島沖を行き交う船の安全を見守り続けてきました。現在も潮岬を象徴する存在のひとつとなっており、本州最南端の風景に白い灯台の姿を添えています。
また、潮岬は夕景の美しさでも知られ、「日本の夕陽百選」にも選定。広い芝生と水平線、その先へ沈む夕陽が織りなす景色は、潮岬を代表する風景のひとつです。
この潮岬を巡るように走るのが「和歌山県道41号潮岬周遊線」。現在は無料で通行できますが、かつては「潮岬有料道路」として整備・運営されていた歴史を持つ道路で、今も観光道路らしい開放感ある景観が残されています。

本州の果てを目指し、旅の到達点・潮岬へ


スタート地点となる「潮岬東入口交差点」周辺は、国道42号沿いらしい賑わいがあり、スーパーや住宅も多い市街地の雰囲気が漂います。そこから県道41号へと足を踏み入れると、家並みが途切れ、次第に潮の気配が近づいてきます。
やがて視界が開けると、左手には「くしもと大橋」と、その先に浮かぶ紀伊大島の姿が見えてきます。さらに進むにつれ、海岸線には潮岬らしい荒々しい岩場が姿を現し、小さな漁港や浜辺を横目に、開放的な海沿いの道が続いていきます。
ルートの途中には木々に囲まれた区間や適度なアップダウンもあり、海面に近い目線で走っていた景色が、いつしか高台から太平洋を見下ろす眺望へと移り変わるのも印象的です。この短い距離の中で、海との距離感が少しずつ変化していく様子に、この道ならではの面白さが感じられます。
そうして坂を登りきった先に現れるのが、広大な芝生が広がる潮岬の中心エリアです。視界いっぱいに広がる太平洋と、その傍らに立つ「本州最南端の碑」は、旅の到達点にふさわしい存在感を放っています。道路を挟んだ向かいには潮岬観光タワーが建ち、多くのドライバーやライダーが足を休める、岬らしい賑わいに包まれています。
ここから後半は、再び高台を進む静かな区間となります。木々の合間から時折見える海を眼下に捉えながら進み、やがて道が緩やかに下り始めると、串本の街並みが海岸線とともに再び視界に戻ってきます。そのまま坂を下りきり、国道へと合流する「潮岬西交差点」に到着すれば、海と岬を巡った周遊ルートは静かに終点を迎えます。

最果ての地で振り返る道程。海と空に包まれた記憶。


本州最南端・潮岬を巡る「和歌山県道41号潮岬周遊線」
荒々しい岩礁が続く海岸線、小さな漁港、高台から見下ろす太平洋、そして広大な芝生が広がる潮岬の風景。この短い周遊ルートには、南紀らしい海辺の表情が凝縮されています。
紀伊半島の南端に位置する串本町は、決して気軽に辿り着ける場所ではありません。だからこそ、本州の果てへ向かって走り続け、その先に広がる潮岬の景色へ辿り着いた時の達成感は、この場所ならではの特別なものがあります。
最南端の碑の向こうに広がる太平洋を眺めながら、ここまで走ってきた道程を振り返る時間もまた、潮岬を訪れる魅力のひとつ。
海と空に包まれた本州最南端の風景は、旅を終えた後も静かに記憶に残る事でしょう。

<目次に戻る>



動画と感想

・通常視点(撮影:2025.04)

 

本州の最南端。和歌山県串本町にある潮岬
この潮岬をぐるっと巡る様に走る和歌山県道41号潮岬周遊線です。

 

高速道路が伸び、以前よりは行きやすくなった潮岬ですが、それでも遠い印象。
最南端の碑がある場所は芝生の広い公園の様になっており、芝生の先には太平洋の開放的な場所。
西側には歴史ある潮岬灯台があったり、道の反対側には潮岬観光タワーがあり、食事やお土産。展望台があります。
そんな、潮岬を巡る道で、全線比較的走りやすい片側一車線の道でした。
交通量はそれ程多い印象は無かったのですが、潮岬観光タワーには多くのバイクが止まっており、バイク乗りには定番の場所だったりするのでしょうか?

 

<目次に戻る>

コース紹介



※YouTubeのチャプター機能を利用し、動画と本ページのコース紹介を連動させています。
番号が振ってあるコース案内、注意点などを動画で確認しやすくなる様にしてみました。


(S)スタートは、和歌山県東牟婁郡串本町にある国道42号との交差点「潮岬東入口交差点」から(01:41)
大島・潮岬方面へ

潮岬

潮岬

潮岬


周囲にはスーパーや住宅などが建ち並ぶ、和歌山県道41号潮岬周遊線を進みます。
ここは和歌山県道40号樫野串本線との重複区間でもあります。

潮岬

潮岬

潮岬


暫く進むと、海沿いへ
左側に見える橋はループ橋とアーチ橋からなる「くしもと大橋」
その先には紀伊大島

潮岬


更に進んで行くと、浅海交差点が現れ、ここで和歌山県道40号樫野串本線とはお別れ。

潮岬

潮岬


穏やかな海と岩場が印象的な海沿いの道を進んで行きます。

潮岬

潮岬

潮岬


更に進んで行くと、登り坂が現れ、海沿いから内陸へ

潮岬

潮岬


残念ながら常に海を望む事は出来ませんが、時折見える海が良いですね。

潮岬

潮岬


大きな鳥、猛禽類?とのランデブーw(07:36)
結構、猛禽類?って逃げないですよね?

潮岬

潮岬

潮岬

潮岬


そんな鳥に誘われて?目の前に広がる海。
海沿いに戻ってきました。

潮岬

潮岬


再び登り坂。
意外と勾配は厳しい印象。

潮岬

潮岬


坂道を登り切ると現れる、広大な芝生。
その先には太平洋。
ここは@潮岬 望楼の芝と呼ばれる場所であり、本州最南端の碑がある所です。(09:56)
また、道を挟んだ反対側には潮岬観光タワーがあります。

潮岬


ってか、バイクの数がエグww
これまでの道中、交通量はそれ程多い印象ではありませんでしたが、こんなに多くのライダーが集まっているとは。

潮岬


そして、潮岬観光タワーの前には横断歩道×2があるので、A歩行者注意(10:12)

潮岬

潮岬


気持ちの良い道を進んで行きます。

潮岬

潮岬


すると左側に駐車場。
この先にはB潮岬灯台があるのですが、道からは見えない様です。(10:53)

潮岬


この辺りは木々に囲まれて海を望む事が出来ないみたいですね。

潮岬

潮岬


ですが、時折見える海が良いアクセントになっています。

潮岬

潮岬


こんな事を言ってはなんですが、意外と民家が多い印象。

潮岬

潮岬


道は下り坂へ

潮岬

潮岬


串本町の街並みと海岸が見えてきました。

潮岬


坂道を降り終えると、

潮岬

潮岬


最後は、和歌山県東牟婁郡串本町にある国道42号との交差点「潮岬西入口交差点」にて(G)ゴール。(16:20)

潮岬

潮岬


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。

<目次に戻る>

周辺のドライブコース

周辺の立ち寄りスポット


潮岬とその周辺には、自然景観だけでなく、歴史や海とともにある暮らしを感じられる場所が点在しています。
ルートの流れに沿って立ち寄ることで、この地域ならではの時間の重なりをより深く感じられます。

 

■ 景観・歴史スポット

 

・樫野埼灯台
紀伊大島の東端に位置する灯台で、1870年に初点灯した日本最古級の石造灯台のひとつ。イギリス人技師の設計による洋式灯台として知られ、現在もその姿を残しています。周辺は芝生が広がる開放的な園地となっており、太平洋を望む景観とともに、歴史と海のスケールを感じられる場所です。

 

・トルコ軍艦エルトゥールル号遭難慰霊碑・トルコ記念館
1890年、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が遭難した地に建てられた慰霊碑。地元住民による献身的な救助活動は、日本とトルコの友好の原点として語り継がれています。隣接するトルコ記念館では事故の経緯や交流の歴史が紹介されており、静かな環境の中でその背景に触れることができます。

 

■ 景観・自然スポット

 

・橋杭岩
海岸から沖合にかけて一直線に並ぶ奇岩群で、国の名勝・天然記念物に指定されています。大小40以上の岩柱が連なる独特の景観は、火成活動と侵食によって形成されたもの。特に朝焼けや夕景の時間帯は印象的で、串本を代表する景観のひとつです。

 

・潮岬
本州最南端に位置する岬で、広大な芝生と太平洋の大パノラマが広がる開放的な景観が特徴。「本州最南端の碑」や潮岬観光タワーが整備されており、水平線まで見渡せる眺望とともに、南紀らしいスケール感を体感できます。

 

■ 体験・レジャー

 

・串本海中公園
黒潮の影響を受ける海域を活かした海洋公園で、水族館や海中展望塔などを備えています。温暖な海に生息する多様な魚類やサンゴ群落を観察でき、海の豊かさを体感できる施設。ダイビングやシュノーケリングの拠点としても知られています。

 

串本海中公園

https://www.kushimoto.co.jp/

 

 

■ 道の駅・休憩

 

・道の駅 くしもと橋杭岩
橋杭岩の目の前に位置する道の駅で、食事・休憩・土産購入が可能な拠点施設。地元の海産物や特産品が揃い、ドライブの途中で立ち寄りやすい立地も魅力です。景観と利便性を兼ね備えたポイントとして利用しやすい場所です。
また、キンカンとさつまいも「なんたん蜜姫」を使用したご当地ソフトクリームも提供されており、ドライブの合間に気軽に味わえる一品として親しまれています。

 

道の駅 くしもと橋杭岩

https://kumanokanko.nankai-nanki.jp/kushimoto/

 

■ 特産・グルメ

 

・キンカン・ポンカン
温暖な気候に恵まれた串本町では柑橘栽培が盛んで、なかでもキンカンは町の木にも指定されるなど、地域を象徴する存在です。紀伊大島の樫野地区では100年以上の栽培の歴史を持ち、長く受け継がれてきた特産品として知られています。
爽やかな香りとやさしい甘みが特徴のキンカン、濃厚な甘さと豊かな風味を持つポンカンはいずれも冬を中心に旬を迎え、地元の直売所やスーパーなどで購入することができます。ドライブの途中で、この土地ならではの味覚に触れてみるのも楽しみのひとつです。

 

南紀串本観光協会

https://kankou-kushimoto.jp/

 

<目次に戻る>

データ


通過市町村
・和歌山県
 東牟婁郡
  串本町

 

通過道路
・和歌山県道41号潮岬周遊線

 

重複道路
・和歌山県道40号樫野串本線

 

撮影
・2025.04

 

<目次に戻る>

関連ページ

No.394 国道169号(新宮〜北山区間)/ 和歌山県新宮市〜和歌山県東牟婁郡北山村
紀伊半島の懐深く、巨大な河川の雄大な流れと峻険な山々が織りなす大自然のパノラマ。古くから聖地と里を結ぶ道として歩まれてきたこの道には、現代の快走路としての顔と、秘境の険しさを色濃く残す「酷道」としての表情が共存しています。今回は、和歌山県新宮市から「日本唯一の飛び地」北山村へと続く、約41kmの「国道169号(新宮〜北山区間)」をご紹介します。
No.406 紀伊大島 和歌山県道40号樫野串本線 / 和歌山県東牟婁郡串本町

潮風に残る絆の記憶。くしもと大橋を渡り、静かな紀伊大島を巡る

本州最南端に位置する和歌山県串本町。その街からわずかな海を隔てて浮かぶ、自然と歴史に彩られた紀伊大島。 今回はこの紀伊大島を、国道42号「潮岬東入口交差点」から和歌山県道40号樫野串本線を中心に巡る、約22kmのドライブルートです。 本州最南端の地から海を越え、小さな島を一周するように辿るこの道は、橋の造形と島の静けさが印象に残るルートです。

TOP 都道府県から探す 全国地図から探す