概要

移りゆく自然を巡り、名峰の懐へ。蒜山から大山へ至る道
蒜山(ひるぜん)高原の爽快な風を感じながら、中国地方最高峰・大山(だいせん)へと向かう。
岡山県と鳥取県を跨ぐ「蒜山大山スカイライン」は、高原の開放感から山岳風景へと、走るほどに表情を変えていく変化に富んだルートです。
今回は、岡山県真庭市の国道482号交点から、鳥取県日野郡江府町の鳥取県道45号倉吉江府溝口線(大山環状道路)までを結ぶ、約11.5kmのドライブルート。
かつては有料道路として整備され、現在は無料開放された鳥取県道・岡山県道114号大山上福田線として、ドライブはもちろん、ツーリングやサイクリングでも親しまれています。
蒜山高原から大山へ続く、蒜山大山スカイライン
蒜山大山スカイラインは、岡山県北部に広がる蒜山高原と、鳥取県西部にそびえる大山南麓を結ぶ山岳観光道路です。
蒜山高原は、蒜山三座の裾野に牧歌的な草原や観光施設が広がる中国山地有数の高原地帯。その北西にそびえる大山は標高1,729m、中国地方最高峰として知られ、伯耆富士とも称される独特の山容で広く知られています。
この道は、かつて「蒜山大山有料道路」として整備され、大山観光へのアクセス道路として利用されてきました。現在は無料化され、観光道路としての快適さを残しながら、蒜山高原と大山南麓をより身近に結ぶ存在となっています。
高原観光と本格的な山岳風景、その両方を一つのルートで味わえる点こそ、この道ならではの魅力です。
蒜山高原を抜け、名峰・大山の懐へ。自然が織りなす回廊を辿る
国道482号から走り始めると、蒜山高原らしい伸びやかな景色が広がります。
草原の中に観光施設や牧場風景が点在し、その先には遠く大山の雄大な姿。高原の穏やかな道を進みながら、ひときわ存在感を放つ大山へと向かっていきます。
やがて大山方面へ進路を取ると、景色は次第に山岳色を強めます。
高原道路の穏やかさから、木々に包まれた本格的な山岳路へ。かつて有料道路だっただけに道幅や舗装状況は比較的安定しており、長い登坂が続きながらも走りやすさを保った道が続きます。
紅葉の名所としても知られ、季節によっては色づく森の中を抜けながら、少しずつ高度を上げていきます。
中でも鬼女台(きじょだい)周辺は、このルート屈指の展望ポイント。
視界が大きく開け、蒜山高原越しに望む姿とはまた異なる、迫力ある大山の山容が目前に迫ります。さらに鏡ヶ成(かがみがなる)高原周辺まで登れば、勾配はやや穏やかになり、整えられた高原景観の中を進む落ち着いた区間へ。草原と森林が調和した風景は、山岳道路でありながら、どこか穏やかな表情も見せてくれます。
草原の先に見えた名峰へ、辿る旅の記憶
蒜山大山スカイラインを巡る旅は、蒜山高原の開放感、大山南麓の山岳風景、そして標高を上げるごとに移り変わる自然の表情そのものを辿っていく道です。
遠くに望んでいた大山が、少しずつ近づき、やがて目前に迫る。
その距離の変化が、そのまま旅の高まりになっていきます。
高原の風を感じながら走り始め、森を抜け、名峰の懐へ。
蒜山から大山へと続くこの道には、景色を眺めるだけではない、近づいていくことで深まっていく時間があります。
走り終えたあとにはきっと、大山を目指して辿ったその道筋ごと、ひとつの風景として心に残っていくはずです。
動画と感想
・通常視点(撮影:2024.04)
・登り(岡山県⇒鳥取県)
・降り(鳥取県⇒岡山県)
※登りルートと降りルートでは一部違うルートを走っています。詳しくは下記のコース紹介をご覧下さい。
蒜山高原から大山へと走る蒜山大山スカイラインです。
蒜山高原周辺では観光や商業施設が多くありました。
また、開けた場所が多く、高原を走っている感が凄くある道でした。
更に進むと交差点があり、そこを右折し大山へと向かうのですが、ここから本格的な山道へ。
山道と言っても以前有料道路だった事もあり、走りやすい道になっており、程良い勾配、カーブの続く道になっています。
ただ、大山側から降ってきた場合、見返峠からずっと長い長い下り坂になるのでスピードの出し過ぎには注意が必要。
景色はこれまでの開けた場所とは変わって、木々に囲まれた道となり、秋には紅葉が綺麗だと思います。
コース紹介:登りルート用
(S)スタートは岡山県真庭市にある国道482号との交差点(信号あり)から
大山方面へ


片側一車線の道を進んで行きます。

少し登ると開けた場所へ。
左奥に大山。
その手前に観覧車!?

遊園地や美術館、お食事処などの観光施設が多く集まっている様です。


左側の草原はなんでしょうか?
早朝の雰囲気に相まって良いです。(語彙力低下)


更に進むと@交差点1(信号なし)が現れます。
大山方面へ右折



これまでの景色とは変わり、木々に囲まれた道へ。


程々の勾配とカーブの続く山道へ。
程々の勾配ではありますが、降りは見返峠付近から長い長い下り坂になります。Aスピードの出し過ぎに注意



雲が多いのが残念ですね。



開けた場所の少ないのが残念。


そんな時はこの右側にある駐車場へ。
B鬼女台展望休憩所、鬼女台展望台があり、360度のパノラマが広がっております。

グーグル先生
朝靄に煙る感じも神秘的で良いのですが、、、晴れて!!

更に進むと、開けた場所へ。鏡ヶ成高原


すると直ぐに鳥取県日野郡江府町にある鳥取県道45号倉吉江府溝口線(大山環状道路)との交差点(信号なし)にて(G)ゴール。


お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。
コース紹介:降りルート用
※降り側の動画では一部異なるルートを進んでいます。
ここでは異なっている部分を紹介していきます。
蒜山高原にある@交差点1(信号なし)にて。
米子・国府方面へ右折します。
※登りの際はここの交差点は鳥取県道・岡山県道114号大山上福田線を倉吉・真庭方面から来て、大山方面へ登って行きました。



片側一車線の整備された道を進みます。
こちらは蒜山IC入口まで直で行ける道として整備された様です。

ショートカットの道ですが、景色も良いですね。


走りやすい道ですが、勾配も結構あり、カーブも緩やかでスピードが出やすい印象。
Aスピードの出し過ぎに注意


こんなのスピードを出したくなっちゃいますやん(汗)
誘惑に負けない様に。。。

蒜山ICと蒜山高原を結ぶ快速路!!景色も良いよ♪
ですが、鳥取県道・岡山県道114号大山上福田線側の観光・商業施設に影響は無いのか心配。



そして最後は岡山県真庭市にある国道482号との交差点(信号あり)。米子自動車道の蒜山IC前にて(G)ゴール。



お疲れさまでした。
詳しくは動画をご覧下さい。
周辺のドライブコース
・経路:0〜10km圏内
No.294 大山環状道路 / 鳥取県日野郡江府町、西伯郡伯耆町・大山町、東伯郡琴浦町、倉吉市
・経路:10〜30km圏内
No.295 大山広域農道 / 鳥取県日野郡江府町、西伯郡伯耆町・大山町、米子市
No.300 大山観光道路 / 鳥取県米子市〜鳥取県西伯郡大山町
No.303 南大山農免農道 /鳥取県西伯郡伯耆町〜日野郡江府町
No.304 鳥取県道35号西伯根雨線 / 鳥取県日野郡日野町〜西伯郡南部町
No.305 さいはく広域農道 / 鳥取県西伯郡南部町〜伯耆町
No.306 太平農免農道 / 鳥取県西伯郡伯耆町(〜米子市)
・経路:30〜50km圏内
No.296 汗入農免農道 / 鳥取県西伯郡大山町
No.297 大名農免農道 / 鳥取県西伯郡大山町
No.298 佐摩農免農道 / 鳥取県西伯郡大山町
No.299 淀江農免農道 / 鳥取県米子市
No.302 岸溝農免農道 / 鳥取県西伯郡伯耆町
No.308 あじさいロード / 島根県安来市
No.309 出雲東部広域農道・白鳥ロード / 島根県安来市〜松江市
No.334 桑平峠 鳥取県道・岡山県道111号神戸上新見線 / 鳥取県日野郡日南町〜岡山県新見市
周辺の立ち寄りスポット
蒜山大山スカイラインの魅力は、高原から名峰へと移り変わる道そのものだけではありません。
蒜山高原エリアには、高原らしい開放感を楽しめる道の駅やレジャー施設、ご当地グルメが点在し、ルート中盤から終盤には鬼女台や鏡ヶ成といった大山南麓ならではの雄大な自然景観が待っています。
走る楽しさに加え、休憩、展望、食、そして高原リゾートらしい時間。
蒜山から大山へと向かうこのルートだからこそ立ち寄りたい、道沿いと周辺のおすすめスポットを紹介します。
【道の駅・立ち寄り拠点】
■ 道の駅 風の家
蒜山高原エリアを代表する人気の立ち寄りスポットで、大きな風車を目印に蒜山レジャーのランドマークとして親しまれる道の駅。
蒜山ICからも近く、蒜山大山スカイライン前後の休憩や観光の拠点として利用しやすく、蒜山観光の玄関口として多くの人が立ち寄ります。
施設内には、蒜山ジャージー乳製品、地元特産品、工芸品、土産物などを扱うショップが揃い、蒜山ならではの食や地域色をまとめて楽しみやすいのが魅力。
ソフトクリームやジェラートといった高原らしい定番スイーツに加え、ひるぜん焼そばや風の家ラーメンなど、ご当地色あるメニューを味わえるレストランもあり、ドライブ途中の食事処としても充実しています。
屋外では、生産者が持ち込む採れたて野菜や花木を販売する「新鮮野菜市」も人気。
黒ボコと呼ばれる火山灰土壌で育った名産・ひるぜん大根やとうもろこしをはじめ、高原野菜の新鮮さと価格の手頃さから、観光客だけでなく地元住民にも親しまれる朝市的存在として賑わいます。
食、土産、農産物、休憩が揃い、蒜山高原らしい魅力を最初に感じやすい場所として、蒜山大山スカイラインへ向かう前の立ち寄りにも、旅の締めくくりにも相性の良いスポットです。
道の駅 風の家
https://mitinoeki-kazenoie.storeinfo.jp/
■ 道の駅 蒜山高原
蒜山観光の情報収集や休憩地点として活用しやすい拠点。
蒜山三座や高原エリア周辺観光へのアクセスを考えるうえでも便利で、蒜山高原観光の中継地点として利用しやすいスポットです。
【展望・自然景観】
■ 鬼女台(きめんだい)展望休憩所
蒜山大山スカイライン途中、岡山県と鳥取県の県境付近、標高約900mに位置するルート屈指の絶景スポット。
北側には中国地方最高峰・大山を軸に、烏ヶ山、象山、擬宝珠山などの雄大な山並みが広がり、振り返れば蒜山高原の緑豊かな高原地帯と蒜山の町並みを一望できる、蒜山と大山双方の魅力を体感しやすい展望地です。
蒜山高原側から走ってきた先で視界が大きく開けるこの場所は、遠景だった大山がより迫力を増して迫る印象的なポイントでもあり、蒜山大山スカイラインならではの“景色の変化”を象徴する存在。
季節ごとの美しさも魅力で、新緑や夏の高原風景はもちろん、寒暖差が大きくなる秋の早朝には、蒜山三座から昇る朝日と市街地を包む雲海のコントラストが楽しめることでも知られ、撮影スポットとしても人気があります。
休憩所から少し歩けばススキの群生地が広がり、その先の展望台からは周辺風景をさらに広く見渡すことが可能。秋には一面に揺れるススキと山並みが織りなす、季節感ある景観も魅力です。
敷地内には休憩所やトイレに加え、地元特産品や果物、野菜などを扱う売店もあり、景色を楽しむだけでなく休憩拠点としても利用しやすい立ち寄りスポットです。
■ 鏡ヶ成(かがみがなる)高原
大山隠岐国立公園内に広がる高原エリアで、烏ヶ山や大山南麓の自然に囲まれた穏やかな景観が魅力。
芝生や自然林が広がる開放的な空間は、蒜山高原とはまた異なる落ち着いた高原風景を感じさせます。
周辺には「休暇村 奥大山」があり、日帰り入浴も可能。大山山麓の地下約250mから汲み上げる天然水を利用した浴場で、ドライブやツーリング途中の休憩にも適しています。
※日帰り入浴時間は13:00〜16:00(最終受付15:30)のため、利用時間には注意したいポイントです。
休暇村 奥大山
https://www.qkamura.or.jp/daisen/
【高原レジャー施設】
■ ひるぜんジャージーランド
蒜山ジャージー牛の魅力を体感できる蒜山高原屈指の人気スポット。
広大な牧草地風景の中で、高原らしい開放感と蒜山ジャージー牛乳を使った乳製品を楽しめます。
特にプレミアムソフトクリームは代表的な人気商品として知られ、蒜山ならではの濃厚な乳の風味を味わえる定番。
蒜山高原らしい牧歌的風景と食の両方を楽しめる、初訪問でも立ち寄りやすい定番施設です。
ひるぜんジャージーランド
http://jerseyland.hiruraku.com/
■ ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク
蒜山高原を代表する複合レジャースポットで、アトラクション、グルメ、土産、自然景観を幅広く楽しめる観光拠点。
蒜山高原らしい開放的なロケーションの中、ファミリー層から観光ドライブまで立ち寄りやすく、高原観光に賑わいを加える存在です。
園内のジョイフルパークには、大山や蒜山高原の雄大な自然を一望できる「天空の観覧車」ヒルゼンタワーをはじめ、スリルあるヒルゼンコースターなど20種類を超える多彩なアトラクションが揃い、高原リゾートらしい景色と遊園地の楽しさを同時に体感できます。
また、子ども連れにも人気のキャラクターショーをはじめ、わんわん大サーカス、猿回しショーなどステージイベントも充実しており、訪問時期によって異なる楽しみ方ができるのも魅力。
さらに、季節ごとの花々が彩る遊歩道「ひるぜん花の森」では、高原の爽やかな空気の中で散策も楽しめ、自然豊かな蒜山らしさをより身近に感じられます。
絶景を望む観覧車、アトラクションの高揚感、家族向けイベント、季節の花景色と、蒜山高原の自然とレジャーを一度に楽しめるスポットとして、景観中心の蒜山大山スカイラインに少し違った楽しさを加えたい際にも相性の良い立ち寄り先です。
ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク
【ご当地グルメ】
■ ひるぜん焼そば
蒜山地域を代表するご当地グルメで、蒜山観光では外せない名物。
鶏肉と高原キャベツを使い、味噌ベースのタレで仕上げる独特の味わいが特徴で、一般的なソース焼そばとは異なるコク深さが魅力です。
蒜山地域ならではの食文化として親しまれ、地域内には提供店も点在。各店ごとの味の違いを楽しめるのも魅力のひとつです。
また、蒜山では「ひるぜん焼そば」と同じ味噌ダレをベースにしながら、辛味やパンチを効かせた“お酒に合う大人の焼そば”として「よるぜん焼そば」も展開。
鶏のかしわ肉を使うひるぜん焼そばに対し、よるぜん焼そばは鶏の心臓・ハラミ・やげん軟骨を使用し、ニラや切干大根のしゃっきりとした食感も加わることで、より個性的で力強い味わいが楽しめます。
昼の定番と夜の進化系、その違いも蒜山ならではの食文化として味わってみたいところです。
蒜山高原を訪れたなら、一度は味わっておきたい代表的なB級グルメです。
ひるぜん焼そば好いとん会
https://www.maniwa.or.jp/hiruzen/yakisoba/index.shtml
